『Classification !!』4月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

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4月29日(土)

第二七九話 『奇跡・逆転』(4.29.土)

…『雪原地帯』永春の街『ヴァルキ』を
襲う『死の侵犯』【ラル】との激闘は
遂に最終局面を迎える...
レィニイ』も『竹丸』すらも
この『幻魔』に破れ去った今、現状を
唯一、変える事が出来るのは、未だ
“能力”に目覚めぬ『三浦 洋子
だけ....しかし、そんな彼女も既に
彼の歯牙に手を掛けられてしまっていた…
「...げほっげほっ....くっ....
どうやらコレを本気で殴られたら...
骨が完璧に砕け散るわ....。」
牽制だった為もあるが、軽く
殴り飛ばされただけで洋子の左肩は...
それでもヒビが数箇所に渡り入っていた
右手で痛む箇所を抑えながら彼女は
立ち上がり辺りを見回す...すると、そこには
傷つき肩で息をする竹丸の姿があった...
「...ヨー...なんで、ここに?!!」
「...あっ!?喋っちゃ駄目だ!!!
その吐血は....きっと、
肋骨が肺に突き刺さっているんだ...。
そのままジッとしているんだ...後はぼくに
任せて....!!!」
竹丸の質問には答えずそれを打ち消すように
洋子は彼に呟いた...
みしぃっっっ!!!
[おらぁっぁぁ〜〜〜出て来いよぉーーーっ!
さっきの俺の拳てーどならよぉぉおお!!!
生きてんだろ!?!!]
それと同時にキシム音とラルの叫び声が
廃屋に響き渡る!!!
「....逃げて...ここは僕が...!?
げふぉっ?!!!」
やはり重要器官に傷を負ってしまったらしく
口から血を流す...が、彼は笑いながら
少女に向かい呟いた...。

「...なに言ってんだよ!!その身体で!!」
ぼくは思わずムキになって叫んでいた...
でも、本当は解っている...ぼくだって
このまま此処に居れば奴に殺される...
それはもう確実に...でもここでこのまま
逃げたら...
「...でも、このままだと二人ともーーー」
ぼくは震えていた、あの時と
同じように死ぬが近付いて来ているからーーー
「あの時....!?!!」
竹丸の言葉を遮り思わず声を漏らしていた
それは....ぼくがあの時の事を少し
づつだったが....思い出して来ていたから...
[そぉ〜いやぁあ....あのワイヤー使いの
ガキも居るんだったよぉなぁ〜〜〜...。
けけっ....二人とも喰らってヤんぜぇ!??
甘くてよぉーーープリプリしてて最高
なんだぜぇ〜ガキの肉はよぉ!!!!]
確か、ラルだった....あいつが叫びながら
こっちに近付いて来る...ぼく達を殺しに...
「....ヨー...なにをして...???」
ぼくはスカートの後ろにあるボタン付き
ポケットを無意識にまさぐっていた...
プスッ...。
「痛っ!?!...あった....。」
不意にぼくは羽ペンの先の部分に、中指を
刺して痛みを感じ...確信した!!!
あの時は幻ではなく...だが、その時
奴が姿をぼく達の前に現す...。

「出て...くれ!!!....『スネイル・ピアザー
【飛び槍】!!!!」
バシュッッッッッン!!!!
[無駄なんだよぉぉおおお!!!!]
彼女が羽ペンを手にしたと、同時に
ラルは姿を現す、それを見て無理を承知で
能力による攻撃を放った竹丸...しかし、
それは彼に叩き落とされてしまった!!!
「...ぼくはあの時....“ミスルーのナイフ”を
静久』と一緒に始動した
あのマンガの短剣を...。」
ブツブツと呟きながら洋子は
床下にペンを手にしながら座り込んでしまった...
[狂るってちまったか?あ”ぁ”???
まっイイけどよぉ〜〜....ボウズ共々
....死ねぇっっっっっっっっ!!!!]
「...もう、ここまでなの!?!
(せめてヨーだけでも...!!!)」
洋子が正気を無くしたと確信したラルは、
両手に“力”を込め一気に同時に超破壊撃を
繰り出そうと、それを振り上げる...が、
…その瞬間!!!!…
ガヒュッッッ!!!
目映い閃光が辺りを包み込む...だが、しかし
[ちぃいいいっっっ!!!!!!!
構いやしねぇぇええぇ『超怒究激震拳
【ジェン・ド・ロフィー】ダブルっっっ!!!!]
ずぴゃっっっ!!!!
それに動じずに技を放ったラルは、確実に
2人を捕らえた筈、だったのだが....
「....あんた程度の拳じゃぁ...この
剣はびくともしないぜ?」
それはいつの間にか短剣を手にし
立ちはだかる少女によって防がれた!!!!



4月30日(日)

第二八〇話 『機転・勝利』(4.30.日)

「ねぇ、...ねってば!!!....
『洋子』っっっ!!!!!」
ぼくは怒鳴り付ける声に起こされる...
目覚めの悪いぼくは目の前の彼女に
かわいげのない言葉を放つ
「うるさぃなぁ〜〜〜〜!!!!
なに?まだ〆切には間に合うでしょ!?」
「ったく!キミが企画したマンガだろ?!!
キミのそのオツムにしか無い情報を
わたしは聞きたいワケ?解る?」
そうだ、ぼくは漸く眠い目を擦り擦り
起き上がり辺りを見回して気付いた...
「あ...あぁ、悪い...『静久』...。」
ぼくと彼女...それから他サークルのメンバーで
今度、出すことになった同人の新作...
ミスルー・オブ・ステラス”...
これの企画とか内容は、ぼくが...
「それで?このトーンでイイの?
口調設定は?聞いてんの!?洋子!!!」
でも、この話しを考えてくれたヒトがいたんだ
確か、ネットでも実際にも....そう
キサラギ』さん...が、原案を
それはまず“ミスルーのナイフ”って言うのが
あって....それからデジモンみたいな少年が...
[....死ねぇぇぇっっっ!!!!!]
「ーーーーーーハッ!?!」
ぼくは....そうだ、あの短剣はダイヤモンド
クラスの硬度を持ち...全てを斬り裂く....
ぼくは中指から流れる血液を足しインク
替わりにーーーーーーー
ガヒュッッッッ!!!
あのナイフを床下に描き上げた!!!!

閃光に包まれた中で彼女はその手に
青白く鈍く輝く短剣を手にしーーーー
ずびゃっっっ!!!!
「拳を良く見てみな?」
[あ”???!?!]
『死の侵犯』【ラル】の超破壊撃を受け止めると
同時に両方の拳を斬り裂いた!!!!
「ヨー....それは一体!?!」
思わず『竹丸』は洋子の後ろで呟いた
「決着を付けてやる....外へ、出な?」
何が起きたのか理解出来ず混乱し
雄叫びを上げまくるラルへ洋子は
冷静に言い放ち、更に竹丸に向かい
「大丈夫...ぼくを信じろ!!」
そう言って廃屋の外へと出て行った...
[うぐるっぉおおおおおおぉぉっっっ!!!!
クソあまぁがぁぁぁっ!!!.....
そんなモンを隠していやがった....けっ
まぁ、こんな傷は一瞬でーーーー]
廃屋から彼女に次いで出たラルは、
少し間合いを置き対時すると、喋りながら
“能力”『植樹』を発動しようと
したの...だが、その間ーーー既に!!!
「弱い犬は良く吠える、な?」
スバシュッッッ!!!
洋子からの一閃が放たれ、傷を負う!!!
[ぎっっっ!?!!てめぇっっっ!!!]
「流石、動物、反応は早いな...。」
直感で攻撃をどうにか避けたラルは、
次第に彼女の“力”に恐れを抱く...
[けっ...おめぇがそのナイフみてぇ〜な
奴のお蔭で俺様と対等になったつもりで
いるのはヤバイぜぇ?『鋼鉄の瞳
【ギガ・スコープ】が俺にはぁーーーーー
あるんだよぉおおおお!!!!]
ダッッッ!!!
勝負に出たラルは破壊光線と自慢の
拳による絶対なる同時攻撃を繰り出すーーー
「...それが奥の手か?下らない...。」
[ほざけぇぇぇぇえっっっっっっっっっ!!!
ブッ潰れやがれぇーーー『究極激震破壊拳
【メド・ゾ・ジェイフ】っっっっ!!!!]
キュオオオオォォォオン!!!
「.....。」
が...しかし、洋子は上空へ飛び上がり
襲い来る、強大な攻撃を少しも
避ける気配すら見せずにその場にたたずむ...。

[けっ諦めやがたのかよおおぉ!!?!
でもなぁ?今ごろ許しを請いたって
無駄だぜぇっぇっ!!!!]
「だれが諦めた?許し?それはお前が
する行為だろう?ぼくにとって
そんなチープな攻撃避ける価値もないって
事だよ、解る?....ぼくは二人と
違って甘くないんだ、1撃で終わらす...。」
[あ”あぁっぁっっ??!!!!
ほざぃてろぉおおおお!!!!]
上空を見上げた洋子は短剣の刃を
水平にし、そこに左手をかざす...そして、
…次の瞬間!!!…
「...空間断裂“ミスルーナイフ”....。
スレイヴァー・スピリッツ』っっっ!!!」
ジュギャァァァァァッン!!!!
襲い来るラルへ向かい、
必殺の一撃を放つ!!するとーーー
[あぱっ!?!じょふわっ!?!....
???...俺様の身体...ひっ!?!
ふはぁぁっ!?!!]
光の柱が立ち上り敵の技を打ち砕きながら、
同時に彼の身体を貫く!!!
「...それがお前の罪と罰だ....。」
[たっ...助けぇぇぇぇげふぁっっ!?!]
ぎゅるっっっん!!!
更に、空間の内側へとラルを巻き込み
消滅させてしまった!!!!



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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