『Classification !!』6月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

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6月17日(土)

第三二八話 『永い夜〜Heart High〜』(6.17.土)

レビン・ネス』の目的は自身の
力を上げるための“能力者”狩りにあった
濃霧地帯』へと舞い戻る
理由に『』は彼を利用し、
計画通り少年と共に彼女は街を潰し、漸く
春化』と出会い、追い詰める...も、
そこで欲望の支配が薄まり自我が
姿を現す...そして、その躊躇の間に
駆けつけた『智明』達によって
計画は変更を余儀なくされる!!!
「緋色のKnife...か、さっきの
刀みたいな武器とイイ、良く
似た感じがするなぁ、この俺と!!!」
右足に絡まっていた縄を『幻魔』型の
鎧が引きちぎり、彼も呼吸を整え鎌を構える...
「...ふっ、せやなぁ....お前とは
なんや、気ぃ〜〜〜物凄ぉおおぉ〜〜〜く
合わなそうな気ぃするわっっっ!!!」
ぱしゅっっっ!!!!
不意に智明はナイフで斬り裂き出血させた
その血液をレビンに向かい放つ!!!
「....だから?」
ズバシュッッッン!!!
それを見て不可思議な顔をする
少年は血液が彼の手を離れるなり
唐突に変化を開始した事に気付き、徐に
鎌先で受け止め、斬り払おうとする...が、
…その瞬間!!!…
「...嘗めんな、白ブタ野郎がっっ!!!
これが俺様の能力(ちから)『血化陣』や!!
...これで懲りたら----....。」
刃を砕き、血飛沫がそのまま彼を
目掛けて押し迫る!!!

バジュオオオオッッ!!!
「ふぅむ、同感だね....俺達は反発し合う
者同士のようだ....。」
少年の目の前まで硬質化された血飛沫が
迫った、その直後!!!
彼の周囲に血液の真っ赤な壁が
出現し、それを吸収してしまった!!!
「けっ...いけすかんガキやなぁ....。
(同じ、系統なんか...!?!)」
それを見て内心は焦りながら
強気に言い放つ智明へ更に続けてーーー
「俺の能力....『B・S 』....
【ブラッディ・ソール】の“本質”こそ
違えど...くくっまぁEasyでしたよ...。
敵に餌を撒いてくれるとわねぇ....!!!」
レビンは威圧する様に言葉を
放ち、弱者を見るかのごとき目つきで
彼を凝視する...!!!

「....『京香』....待って...。」
背後から突然!!声をハルカに掛けられ
不意に足を止めて振り返るキョウ...
「...もぉ、誰も....ミキに手を
汚させる様な事はさせたくない!!!
....ここは私に任せて...!!!
プリンセス × ハンター』通称
P × Hにっっ!!!!」
すると、そこには気合いのみで立ち上がる
一人の少女の姿があった!!!
「...イイのか...その傷で...?...。」
帝劍坤』【ていけんこん】を構える手を
一瞬だが手放した幹...自分へ彼女に
代わり向かってくるハルカを見て
何かが目覚めようとしているのか...。



6月18日(日)

第三二九話 『永い夜〜執葎〜』(6.18.日)

「...これ、忘れもんだろ?...。」
しゅぱぁっん!!!
不意に『京香』によって何かを投げ渡された
『春化』は、受け取った物を見て
「...えっ....そっか、私....(大事な物なのに。)
有り難うキョウ!!!....『霊聖坤
【れいせいこん】があるならーーーーー
私は無敵よ!!!」
お礼をしながらソレを構えた!!!
「....くくっあはははははっっっ!!!!
この『幹』ちゃんにあんたごとき子娘がーーー
何が出来るっっってぇのよっっっ!!!!」
そして、叫びながら『帝劍坤』を振りかざし
襲い来るミキに立ち向かう
バキャァッッッッン!!!!
「...ハルカ...良かった....。」
闘う様子を見て思わず呟く
ラフェーラ』は拳を握り締ながら
自分の不甲斐なさを悔やむ...
「みきっっっっっっっぃっっっ!!!!
霊術式弐ノ型ぁぁあぁぁ『緋空』!!!!!
(絶対、また二人で...。)」
「はるかぁぁっっっっっっっ!!!!!
“反・霊術式”【アンチ・れいじゅつしき】
壱ノ型ぁぁぁーーー『滅閃』!!!」
ぶつかり合うお互いの技が辺りの地場を
歪め、同時に白煙が巻き起こる!!!

「血液操作型....“能力”にも似て...。
おめぇのぱーとなぁ〜はブッさいくやなぁ?」
わざと挑発するように『レビン』に
向かい言い放つ『智明』は、滴る血液から
再び、得意武器である暗器...斬首刀を
創り出し、その手に構えた!!!
「減らず口もそこまで叩けると....。
流石にひくぜ?....くくっ、お前の事
少し思い出したよ、確か〜〜〜〜
Hiro』のペット君だっけ?」
同じように挑発する少年に智明は、
耐え切れず先にキレてしまう...
「...なんやとこらぁっっっ!!?!
お前...ヒロの事、知ってるんかい?...。
せやったらあいつが今、何処にいるか
答えろや?...いや、“力”ずくで
嫌でも答えて貰うわ...!!!!!」
びじゅるるるるっっっっ!!!!
そして、攻撃を繰り出そうとした
…その瞬間!!!…
「くくっ『B・P・H
【ブラッディ・パラサイト・ヒューマン】
ーーーー発動っっっ!!!」
何処からともなく出現した大量の
血液が彼に目掛けて降り注ぎ、全身を
包み込んで球体に変化する!!!

「ぐぇほぉっっ!?!!!
(なんっなんやこれ!?!....LCL!?!
呼吸が...まとわり付く様な....ぐっっ!?!)」
むせかえる様な異臭が内部に充満し
呼吸器系統の器官を即座に破壊する!!!
「らりほぉ〜...そのDoomの中では
身動きすら取れないだろ?
豚の怨念血みどろレアって奴かな?
うひゃはははっはははっっ!!!!」
苦しみもがく智明の様を嘲笑う
少年は、一気にとどめを刺そうと彼に迫る!!!



6月19日(月)

第三三〇話 『永い夜〜反〜』(6.19.月)

「らりほぉ〜〜〜〜っっ!!!!
一瞬だ...そのBLoodは俺しか
切る事は出来ない...くくっ、まぁ
そのまま無駄な出血まで養分になって
くれよな...くくっ!!!『永遠の回忌
【エンドレス・デュアル・サイズ】ぅううっ!!」
手にした大鎌を振り上げ、遠心力と
助走による勢いを負荷させた『レビン』は
一瞬にして血のドームへと踏み込み
苦しむ『智明』の身体を両断にかかる!!!
「げぼヴぁっ....。
(ちぃっ...こいつら...こないに
なってもまだ生きとるんか....。
奴への怨みだけで生きている?...いや、
生かされているんか?....。)」
ジュルルルルッッッッ!!!
「うぐぁあぁぁっっ!?!
(なっ!?!浸透...俺様を浸食している!?!
そうか、もう...怨霊と一緒なんや...。
せやったら、まだ手がある...俺様しか
出来へんことやけど...なっっっぁあ!!)」
ジュパパパパパッッッ!!!
刃先は砕けたもののそれを補うだけの
力量を持った少年の一撃がドームごと
智明を引き裂き、貫く!!!

「らりほぉ〜THE END!!」
だが、少年が勝利を確信したーーー
…その瞬間!!!…
しゅぱぱぱぱっっん!!!
突如!!血の球体が弾け飛びーーー
「なっっ!?!!(ばかな?!俺の攻撃は
内部のみを貫いたハズ...!?!)」
「くくっ、あめぇよ、お前...超甘めぇ...。
俺様を誰やと思っとんねん...。
血化陣』....“血の主従”
【メルティング・ヴラッド】っっっ!!!!」
吹き上がる大量の血液と共に
無傷の智明が飛び出す、そしてーーー
「ひっっ!?!!」
ブジュルルルッッッ!!!
彼にまとわり付いていた血液を一点に
集め、巨大な斬首刀としてレビンに向かい
上空からの一閃を繰り出すっっ!!!

どぎゃぎゃぎゃぎゃっっ!!!
即座に鎧が反応し、彼を守ろうとするも
逆に刃に血液を吸収され、次第に
その力も衰退し、破壊される!!!
「...嘘だろ?...確かに、今....。
俺が生み出すドームの為に血液を消費
してたケド...なんで!?!!」
「言ったやろ?...俺様とお前の“能力”は
似ているんや、ってなぁ!!!」
そして、遂にレビンを刃が捕らえ斬り裂く!!!



6月20日(火)

第三三一話 『永い夜〜朔〜』(6.20.火)

「っっはぁはぁはぁ....流石にしんどぃわ...。
(...この体型やったから浸食が遅かったんやけど。)」
『智明』は肩で息をしながら手にした
巨大な斬首刀に込めていた“能力”を
解除する...すると、
ぬるるっ!!!ずちゃっっっっ!!!
先の自分を吸収しようとした怨念混じりの
大量の血液が刀から勢い良く分散し、
辺りへと、飛び散った!!!
「ぐふっ....ば...ばかな....こいつは...???」
「けけっ、ちぇっくメイトや!!!....。
なんや?まだ仕掛がわからへんのかぃ!?
ぷぷ、最悪やなぁ〜。」
『レビン』は、あの時、右肩から腹部にかけて
身体を斬り裂かれ、その衝撃で跳ね飛ばされて
噴水の様な物体の側でソレを背に崩れていた...
「...俺が2度も破れる...だと!?!
(嘘だ、嘘だ、嘘だぁぁっっっ!!!!)」
既に智明の言葉は彼の耳に入ってはいなかった...
「くくっまぁえぇ...お前同様の技を
使っただけやからなぁ...。
血液を操る...この場合は統括やろうけどな。」
少年の喉元に刃を突き付けながら
智明は馬鹿笑いをし、続けて
「...そないな事はどうでもいいんや...。
それじゃあ..喋ってもらぉか〜...?」
真剣な顔つきで言い放つ...。

バギャギャギャギャッッ!!!
「くっはぁぁぁぁぁっっっ!!!!!
中々やるじゃなぁぁぁいいいっっ!!!!
じゃあ、これはーーーーーーっっ!!!
反・霊術式弐ノ型『緋空』っっっ!!!」
連続で『春化』に攻撃を放ちにかかり
詰め寄る『幹』は白煙の中から唐突に
その姿を現し、襲いかかる!!!
「くっっ!?!....。
(アンチ・霊術式?!!....確かに
幹に資質はある...けど、私の霊力を
遥かに凌駕している...何故!?!)」
先の闘いで心身共に傷ついている為、
実際の“力”半分も出せていない...だが、
繰り出された技を防ぐので精一杯でも彼女は
まだ闘う意志を捨ててはいなかった...
「ぅきゃきゃきゃっっっ!!!!
最後よ....これで終わり...あんたとの
腐れ縁も、ここまで....。
な〜に、本当に死ぬのは私達が
贈り込む『幻魔』達によって
よ....。」
完全に動きを封じた、幹はとどめを刺さんと、
必殺の一撃を放つ!!!

「壊れちまぃなぁっっっっ!!!!
反・霊術式...滅ノ型『珠羅閃光斬
っっっっ!!!!!」
バギュルルルルッッッ!!!
それはかつて彼女の前で一度だけ
見せたハルカの、とっておきの技...
「...わたしは....ーーー」
物凄い輝きが辺りを包み込み、街全土を
覆う勢いで放たれる!!!
「ハルカぁっっっ!!!」
「...信じるよ...。」
それと同時に爆音が周囲に鐘の音と共に
響き渡った...。



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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