『Classification !!』7月編!!


↓にお話しは、増えて行きます。

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7月17日(月)

第三五九話 『死を賭した連戦〜フィールド〜』(7.17.月)

“支柱”が一人『最果ての白熊
【サイレント・ベアー】をあっさり粉砕した
井原 知也』は『光助』『洋子
竹丸』の3人を冒していた病を
特殊な“能力”で取り除き戦線復帰を
可能とさせた...『勇二』を含めた5人は
“眠れる雪の城”奥へと進んで行く...
「『無限の雹気』【ルーズ・ベルト】様
手筈通りに...。」
巨大な扉を彼らが通り過ぎた
…その瞬間!!!…
ズゴゴゴッッッ!!!
突然!!引いて開け放った扉が後ろから
勢い良くしまり鍵が掛けられた!!!
「罠って、わけさね。」
真暗闇の中に取り残された5人は、
やたらと身動きするのは危険!っと践んで
静かにその場でたたずむ...が、
「ひゃっ!?!...何かが背中を〜〜〜
ぅゎっ!?!...助けてぇっっ!!!」
一人その静寂に耐えられず、暗闇の恐怖で
パニックを来し行動を起こした勇二が、
何かに躓き転落しようとした、その時!!
室内に一斉に目がくらむ位の明かりが灯された!!

ババッ!!ズバヒュッッ!!!
「いやぁ!!ぼく猫目(謎)だから〜いきなしの
明かりはいやぁっぁ!!!」
スポットライトで突然!!照らし出され
顔を手で覆いながら叫ぶ洋子!!
だが、その間にも勇二は雹壁の断崖から
真逆さまに落ちて行く...
「やばぃ!!勇二!!!」
身体の反応が視界を塞がれている為に
素早く取れず勇二を見失い困惑する光助...だが、
ジュラララララッッ!!!
「こんな時でも、安心!!落下して行く
生き物を探知し、捕らえろ!!!
スネイル・ピアザー』【飛び槍】!!」
自分の目を潰されていても『生命探知
【ラピッシュ・ポイント】“能力”を持つ
竹丸から放たれた飛び槍が雹岩に激突
寸前だった勇二の身体を一瞬早く捕らえ
引き上げられ、事なきを得る...
「ふぃ...し、死ぬかと思ったぁ〜!
(ちょっと漏らしたし...。)」
半泣きで自分に抱きつく勇二を慰めながら
竹丸は目の前を指さす...。

「...目が慣れて来たんで解りましたけど...。
ここって闘戯場の様な所みたいですよ。」
巨大な円形のリングが部屋の中心に置かれ
彼らの目の前にはそれに続く氷で出来た
細長い道なき道が張り巡らされていた...
「く’く’っ、ようこそ。
我が遊戯の間へ。」
反対側の端に唐突に何者かが姿を現す...
不気味な面を被り細身の『幻魔』と
思われる者が...。



7月18日(火)

第三六〇話 『死を賭した連戦〜幻想魔伝〜』(7.18.火)

「お前、また“支柱”とか言う奴だろ?」
突如!姿を現した『幻魔』へ向かい叫ぶ『知也』
「あふ’ふ’ふ’、いかにも。
わたくしは『偽りの魂』【レイヴィンド】様を。
お護りし従者、支柱が1人、『無限の雹気』
【ルーズ・ベルト】です、宜しく知也さん。」
すると、その何者から不気味な笑みを
こぼしながら自己紹介を始めた...
「そう言うわけさ。」
自分の名前を予め知っていた事を
知ったトモは呟く...
「どう言うこと?トモ?」
「つまりだ、『洋子』....。
オレ達の行動を見てたってワケだ...。
多分、この地帯に入って特定の何かを
使って....な?」
洋子はその答えに、あぁ!っと納得し、
同時に汚い!っとも思った....
「...どうでもイイけど、“メタファー”を
景品にしているとかぬかしていたよね?
だったらさっきの白熊では景品は出ないの?」
半切れ口調で問いかける『竹丸』...
「あ’ぁ’、そんな事言いましたか?
それはきっと、御方を討ち取れ、では?
わたくし支柱に成り立てで旨くその所
不明なのですよ。」
そんな彼を挑発するような口調で言葉を放つ
ルーズ・ベルトからまた得体の知れない
何かが溢れ出て場を包み込む...。

「どっ...どうしたの!?
竹丸君なんか...恐い...。」
急変した竹丸におの退く『勇二』は
徐に『光助』の服の袖を掴む...
「解るよ、あいつ凄いヤナ匂いが
するよ、オレっちも歯止めが効きそうに
ないくらい嫌な気分だもん...。」
拳を握り締めながら感覚を研ぎ澄ませ
光助は遠方のルーズ・ベルトを睨む...
「ふ’ふ’、ここから先は一人ずつ
わたくしの下へ辿り着く為の闘戯場へ
降り立って下さい。
まぁ、全員で行けば結果、解りますよね?」
勇二を指さしながらルーズ・ベルトは囁く...
「この道、またもはめられったって
ワケさね、一人以外は渡れない...か、
敵さんも必死さね?」
やれやれ、っと言う様なポーズをした後、
トモは自分が1番手に足を進めようと
する...が、既にその時!!
「僕が行きます、トモはこれからの
大事な戦力ですから、体力の消費は
僕だけで十分ですよ。」
竹丸が足を踏み出し凍れる道を進んでいた...
これ以上負担を掛ければ道は崩れ去る...
トモはヤレヤレっと思いながら彼に
「先がつかえてるから早めに頼むぜ?」
そう声を掛けた...。

「ふ’ふ’最初はあの子供ですか。
ではこちらも、『見えざるカメレオン
【スティンギー・レイズ】行きなさいな。」
竹丸が場に姿を現したのを確認すると即座に
相手を差し向けるルーズ・ベルトだった....が、
…次の瞬間!!…
[むげぁっっっ!?!]
パシュアァッァッ!!!
「おぃ、そいつ後ろから後を付けてた
奴だろ?なら、もう始末したよ。
後ろが、つかえてるらしからね!!!」
喚き声と共に歪みに沈んで行く、
ソノ幻魔の姿があった!!!



7月19日(水)

第三六一話 『死を賭した連戦〜死者組成〜』(7.19.水)

[もけけけっ!!!!]
『無限の雹気』【ルーズ・ベルト】の指示通り
氷壁を登り、擬態化させながら『竹丸』の
背後を『幻魔』が狙おうとした、その時!!
ジャラララララッッッ!!!
「『スネイル・ピアザー』はさっきっから
お前の探知をしていた、気付かなかったのか?」
[もぎゃっぁっぁっっ!?!]
「ほ’ぅ、おもしろぃ。」
既にそれを察知していた【飛び槍】が
全身を拘束し、最後に刃が胸を貫く!!!
「ゎっ!!一瞬だよ!一瞬!!!」
それを見てはしゃぐ『勇二』しかし、
『光助』らは油断ならぬと身構えていた....
「今のザコはともかく...あの、端にいる奴...。
あいつから放たれている歪んだ波動は
危険だ、何があってもおかしくはない...。」
特に敏感にそれを感じていた『知也』は、
常に敵の行動を監視し、しつつ竹丸の闘いを
しっかりと見守る....。

「ふ’ふ’っ、まぁ小手調べさ。
分化する者』【プリティウス】
貴方が恐怖を教えてやりなさいな。」
「御意。」
円形の闘戯場の中は氷の舞台が用意され
見た目より更に、だだっ広く出来ている...
そこへ、今...新たな敵が姿を現した
「最初っから、幻魔型でイイんだよ?」
普通の元の世界の服装で現れた
長髪の青年を挑発する様に言い放ち
しゅぱぱぱっっっっっん!!!!
即座に攻撃を開始した竹丸は、再び
先と同じように飛び槍で彼の全身を一瞬にして
取り囲み身動きを封じ、しとめに掛かる...が、
「どうしたの?何をためらっている?
早くココに突き刺しなよ?」
少しの抵抗もせずにいる青年に不気味さを
感じ、一瞬!攻撃をためらう...
「言われなくとも、そうする!!!!」
すると、自ら死を望む素振りを見せる青年は
早く殺せと、急かす....
ずしゃぁぁっっっ!!!!
だが、彼が攻撃し心臓を貫いたかと思った、
…その瞬間!!!…
「ぐふぁっ!?!!」
「嘘つき!!あいつ避けたぞ!!!」
ためらいの間に少し身体を逸らし、
心臓ではなく左腕の付け根に飛び槍を
当たるように仕向け、もぎ取られた
腕を見て笑みを浮かべながら、彼の目の前で
その呪縛から軽々と脱出してみせた...。

『洋子』は敵の発言の嘘に叫ぶが、
現状はそれどころではなかった....
「うきゃきゃきゃっっっ!!!!!
ばぁぁぁか!!!俺サマがそんなガキの
玩具で本当に捕られられたと思ってたんかよ?」
腰から半月の様に刃が曲がった“シャムシュール”
刀剣を抜き出すと、自らの両足を切断した!!
バジュルルッッッ!!!
「なっ、何を!?!」
困惑する竹丸を前に青年は続けて...
「くくっこっからは色々愉しんでくれよ?」
そう言い放ち、手にした見覚えのある
機械を切り取った右足に被せた...。



7月20日(木)

第三六二話 『死を賭した連戦〜茶番〜』(7.20.木)

「わかっかよ?『鋼鉄の瞳』【ギガ・スコープ】
覚えあんだろぉ?ガキぃ!!!」
彼は唯一残った右腕を使い、切り取った
片足に金属片であるソレを被せ、『竹丸』を
バカにした様な目つきで問う...
「あっ!?アレってば!?!
(『死の侵犯』【ラル】って奴の義眼!!)」
「心当たりがあるのかい?」
思わず『洋子』がこぼした一言に反応した
『知也』が、彼女からの答えを待つ...が、
「覚えているさ...そいつの目をえぐったのは
僕の『スネイル・ピアザー』なんだからね...。」
「そぅ〜なんだぁ!、ぎゃははははは!!!
ガキぃおめらが欠員を創ってくれたお蔭で
『無限の雹気』【ルーズ・ベルト】様は“支柱”に
おなりになられたんだからな、そこだけは
感謝してやるよ、でもなぁ...おイタハダメ。
ぎゃははっ破片から蘇りやがれぇっっ!!!
未分化再生』【プラナリア】!!!!」
聞く前に竹丸と『幻魔』からの会話で
大体を理解し、更に次の瞬間!!!
目の前で起きた出来事に信じられず我を疑う...。

「なっ!?...奴は確実にぼくが始末した!!
そんな“ミスルーのナイフ”の追加効果が
効いていなかったのか!?!!」
徐々に肉片が機械を取り込みながら
自分の良く知った、ハイエナの様な
姿になって行く様を少し離れてだが、
見ながら我を忘れて叫ぶ洋子!!...
「洋子...さんが倒した筈の....そう言えば
欠員って...じゃあ支柱!?!」
彼女の動揺に『勇二』も驚き、呟く...
ギュム...ギュムムッッ!!!
「おぃおぃ、そんなにビビんなよ?
ショーはよぉ、まだ始まったばっかだぜぇ!!」
対時する竹丸は冷や汗を流しながら
呼吸を荒だて光景を食い入るように見つめ続ける
「!?!....ちょっと待て...ヤクイぞ!!
あいつの左手...白熊の体毛を
手にしていやがる...竹丸それはーーー。
(分化...っちぃ!!!オレっちが行ければ!!)」
唐突に叫ぶ『光助』は何かに感づき
唇を噛みしめた....そして、
…次の瞬間!!!…
[ムハァッァッッッッ!!!!]
場にはあの凶悪凶暴なラルが出現し、更に
幻魔は続けて左足に、銀色の粉を降り注いだ...。

「これほどの恐怖もあるまい。」
高見でそれを見つめるルーズ・ベルトは、
仮面の下でほくそ笑む...
[ぼぉくちん〜ふっかぁぁぁっつ!!!]
また何かが蘇り、しかも...次には
「仕上げだな、ガキ、武器のさっきぽ
見てみなぁ!!!」
飛び槍の先に刺さった腕が何かに生まれ
変わろうとしていた...。



まだまだ続くのですぞッ!!



ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ!!



先を見るんッスねぇ〜!!


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