ーFor anoter futureー

『ガレリアンズ』

『それは、数時間後の未来…。』




『チャプター12へ』



↓『45話から48話まで。』↓



『Rain dead auction』-zero-
(4.24.M)

『リオン』は『リリア』に出会う為の
有力な情報を手にしたと喜びながら
教えられた“301号室”へと向かい
扉を開け放った....すると、そこには
彼女の姿はなく、差し向けられた“ラビット”が
2体、彼を待ち受けていた!!!
「...このホテルの奴らはみんな
ぐるなのか?....。」
『ばじゅっっぉっっ!!!』
「ぴギぃっ!?!」
「ぎゃふっ?!!」
リオンは半ば呆れながら襲い来る
ラビット達へ素早く超能力を放ち抹殺した。
「...でも、一応....。」
手がかりを求めその部屋を探る
リオンは不意に机の中から
封の切られていない便箋を発見する!!
「これは....この感じは...もしかして!!」
少年がその封を切り、中を覗くと
そこには手紙が入っていた...それは、
捜し求めるリリアからのモノだった!!
「....解ったよ...僕もそっちへ
向かう....待ってて...リリア...。」
彼はリリアの置き手紙を握り締め
部屋を出て行った....。

彼女が残した手紙には、自分に身の危険が
迫っているので私はこのホテルの
別の場所へ移動する...っと、言う
内容の文面が書かれていた。
「...でも、捜していない場所...って。」
少年は不意に立ち止まり考える...そして、
「そうだ、あのおじさんなら何か解るかも...。」
配管工の“クロビッチ”訪ねに下の階へと
エレベーターで降りて行った...。
「...アレ...誰かいる...。」
リオンが廊下へと足を踏み出すと
見慣れぬ、少年を発見した...その少年は、
何故か何処かで見た覚えがあった....。
『ぎりぎりぎり....ギリギリ!!!』
「ほら...まだ、まだ...まだだよぉ...。
まだ10分も残ってるんだ...。」
ブツブツと独り言を呟く太った少年の
横を彼が通り過ぎようとした、その時!!!
「“2時50分”....これは...まさか!!!!」
リオンは、足を止めた、それは彼が
時計の針を念動力で動かし2時50分を
指し示す様に動かしていたから...!!!

「お前は『ガレリアン』....
なんだな...母さん達を殺した!!!」
「ボク...ボクが悪いんじゃない...!!!
...くっ...あっああああっっっ!!!....。
フフッ...ボクは『レインハート』...。
キミもボクを叱りに来たんだね?
ママに言いつけようって思ってるんだね?
....そんな事、させないよ!!!!」
『バギュオオオオオォォォ!!!』
「なっ!?!!!」
突然!!炎の渦が辺り一帯を巻き込み
リオンを灼熱の火炎が襲う!!!



『Rain dead auction』-one-
(4.25.T)

『ボウォオオオォオオオオッッ!!!』
「うゎぁぁぁっっ!?!!」
『リオン』の全身に炎がまとわり付き
肉を焦がしながら彼を浸食してゆく!!!
「...くくっはははははっははっっはっっ!!!
燃えちゃえぇ〜燃えちゃえよぉおおぉお!!
ボクが悪いんじゃない、ボクじゃないんだぁ!!」
『レインハート』は狂った様に叫びながら
少年を睨み付ける...。
「....きっ...きさまぁぁっっっっ!!!!」
『ばじゅおおおぉぉぉぉっっっ!!!』
リオンの周囲の炎が唐突に掻き消えた!!!
それはーーーーーーーー
「リオン聞こえる...?リオン....。
レインハートの心に私が干渉したから
炎は止まった筈よ....。」
リリアが必死のテレパシーを使い彼の
集中力を低下させてくれたからだった....。
「うぉああああぁぁぁぁっっ....!!!
やめてぇ、ボクは薬が嫌いなんだぁ....。
ほら、まだ“2時50分”だよぉ、注射まで
まだーーーまだぁ、10分もあるんだぁ!!」
『ズキャァァッァッッン!!!』
彼女がレインハートの心に干渉した事で
彼は恐怖の記憶を蘇らせ脂汗を流しながら
頭を抱え....その場から自ら浮き天井を
突き抜け3階へと移動してしまった...。

「僕はあいつを許さない....追って
決着を付ける....。」
少年はリリアに伝えると自ら人形を
ポケットにしまいテレパシーによる通信を
途切らせた....。
「...リオン...。」
彼を心配するリリアは祈り続ける...。
『チーーッッン!!!』
「私....ころーーーーぶぎゃっ!?!」
『ぐちゃっっ!!!』
全身が崩れ、臓器が鮮血と共に廊下に
吹き飛び、散った...。
「お前達の相手をしている暇はないのさ...!!」
リオンはショート寸前なのかも知れない...
完璧に冷静さを欠いていた....。
『ズバギャァァッァッッッン!!!!』
“ラビット”を瞬殺したリオンは衝撃波で
レインハートが逃げ込んだと思われる部屋の
ドアを突き破り侵入してゆく!!!
「....出て来い...レインハート....。」
『パキュィイイイィィッッン!!!』
だが、部屋に足を踏み入れた
…その瞬間!!!…
「....キミが悪いんだよ?ボクを
イジメルから....ボクのせいじゃないからね?」
既にレインハートが仕掛けていた罠が発動!!
「...母さん....。」
殺され死んだ筈の両親が彼の身体を
物凄い力で拘束した!!!

「りぉおおん!!!!」
「あぃたかったばぁ?!!!」
「....キミも死ねばそのヒト達と
同じ所にイケ...行けるんだよ?
ねぇ、ボクイイ子でしょ?」
レインハートは、空中に浮かび
彼を見て笑う....。
「....下種が...。」
『バギュッッ!!!』
リオンが呟くと同時に二人は、
掻き消えた...それらはレインハートが
生み出した幻だったのだ....。
「へぇ〜この親殺し。」
再び彼は笑みをこぼし呟いた...。



『Rain dead auction』-two-
(4.26.W)

『マザー・ドロシー』によって送り込まれた
『ガレリアン』は2体いた....。
その内の一人小太りの少年は、
幻影を操る超能力を得意とする
『サイコイリュージョン』の使い手だった!!
「....予告するぜ?貴様は、
頭をかち割られ脳ミソを垂れ流して死ぬ。
これは嘘じゃない...近いお前の未来だ...。」
彼は『リオン』の両親を殺し、『リリア』の
父親も抹殺した憎むべき相手なのだ...。
「あはははっ、そんなに興奮しないでよぉ〜!!
ふふっ、さっきのはボクが生み出した
幻だったよ?けどね?....本当にボクは
ソレが出来るのさ!!!」
『ぼぎゅっっっ!!!!』
「あ”ぁぁっっっ.....私...あぁぁ!!」
「嬉しい.....ぎゅあぁっっっっっっ!!!」
宙を舞ながらレインハートは、少年を
見下すように呟き、徐に両手を地面へ向けた
すると、リオンの後ろや前から彼が
打ち倒した“ラビット”達が呻き声を
上げ、既に殺された筈なのに実際に蘇り
少年に向かい襲いかかる!!!

「下種な能力だな....。」
『ばきゅおおおっっん!!!』
「まぎょ!?」
「ぶじゃっ!?!」
リオンはそれを“念”だけで攻撃し、再び
破壊した....のだが、
「ふああああっ!?!いいのかなぁぁ???
壊しても壊しても“力”の無駄使いだよぉ〜。
それにキミが倒したのはこの子達だけじゃ
ないでしょう〜〜〜ほらぁっっ!!!」
『ぼごっっぼごっっ!!!』
即座にレインハートの力により復元し
襲い来る、しかも...彼はその部屋の地面から
リオンが他の階で打ち倒したラビットの
骸も呼び寄せゾンビ化させてしまう!!!
「...弱った所で直接、僕を殺す?....
くくっ、甘いんだよ....レインハート...。」
ゾンビラビット達に囲まれ正気を失い
彼は狂ってしまったのか?....いや、違う
「....今の僕ならこんな事も可能さ?
『フレイム・スクローズ』【灼熱の渦】
っっっ全てを焼き付くせ!!!!」
『バジュウオオオオオォォッッン!!!』
笑みをこぼしながらリオンは渦の中心にいた...。

「うゎっっっ!?!!」
『ごぉおおおぉぉっ!!!』
炎が飛び散りレインハートにも
灼熱の火炎が襲いかかる!!!!
…が、しかし…
彼はいとも簡単にそれを振り払い、そして
リオンと対時してから初めて地面に降り立った。
「へぇ、今の攻撃を無事でいるのか?
それなりに遊べるかもな?」
「ぼっ...ボクは強い!!それに悪くないんだ!」
「死ぬまでやってろ。」
そんなレインハートへ物凄い眼光を浴びせ
続けるリオンは吐き捨てる様に呟いた...。



『Rain dead auction』-three-
(4.27.T)

「さぁ?手駒は燃え尽きたぜ?」
“ラビット”達は黒い煤と成り果て
既に『レインハート』の“力”を持って
しても復元不可能までに至っていた...。
「あはははっ!!!ボクはまだ本気
なんか出してないんだからぁっっ!!!」
『ピキッッッッッッン!!!』
「あぎゅ!?!...頭が...頭が
痛いぃ...痛いよぉおおぉお!!?!!」
突然!!想像を絶する頭痛に襲われた
レインハートは頭を抱えながら床へ
膝を落とし、そのまま崩れてしまった....。
「...貴様の未来はさっき教えた、だろ?
これは、確か〜ぁあそうそう、“D-フェロン”
って言ってさぁ....相手を拘束する為に
...使うみたいだなぁ?」
片腕をレインハートへ向けながら少年は
話しを続け、彼のもがき苦しむ様を凝視する...。

「...ふっ、能力テストにはもってこいの
時ってワケだ?...でもな?...僕はこの
“能力”(ちから)を既に理解している...
意識でね...キミも解るよなぁ???」
『ぴきっっっいいいぃん!!!』
「あぁ、止めて...御免なさい!!!
うっぃうああああ...ゆる...許して!!!」
レインハートの重い身体が軽々と宙を浮く。
それは彼自身の意志ではなくーーーー
「...母さんは...父さんは???
彼女の父親の時は???お前はどをした???」
今のリオンは悪魔の様な雰囲気を
発し、場を支配していた...。
「...ボク...ボクじゃないんだぁぁっ!!!
薬で...薬でボクにもう一人のボクが...!!
お願いだよ、ボクをボクを殺さないで...!!!」
許しを乞うレインハートを見て
虫酸が走る、っと言った様な顔つきを
した後、彼は...3メートルの程度高さで固定し
そこから逆さにレインハートの身体を
動かし、向けるとーーーー
「“脳ミソをぶちまけろ”。」
そう呟き、垂直に頭から叩き落とした!!!

「いやぁぁめてーーーぎゅぱぁぁ!?!」
『ぐちゃぁぁっっっ!!!!!』
見るに耐えない状況が床下を覆った...。
「あぷ...あぱぁ...ボク...じゃないんだ...。
ぺきゃ...ボク...くぽじゃ....。」
最後まで同じ言葉を繰り返し呟きながら
固い床に頭を打ちつけ、頭をカチ割られ
脳ミソを垂れ流し、自分の予知通りに
絶命した...レインハートへ、リオンは冷たく
「地獄で永遠に言い続けろよ?」
そう言い残し、1階へと向かって行った...。



TO BE CONTINUD,


NEXT?

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