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『チャプター14へ』 ↓『53話から56話まで。』↓ 『Secret of Rita heart』-zero- (5.2.T) 『リオン』は遂に廃屋と化した レストランにて『リリア』発見する!! だが、そこに『レインハート』を 彼に殺された事で任務と共に仇を打たんと する...『マザー・ドロシー』に 送り込まれた『ガレリアン』... 赤い髪の少女『リタ』が襲いかかる!!! 「んふふ...その左腕の傷....あの子達に ヤられたの?リオン???」 リタは自分の側にあるテーブルに身体を 寄せると...リオンを挑発する様に呟く...。 「キミが...彼らを連れて来たのか!?!」 血が滴る腕を抑えながら彼は彼女に 向かい叫ぶ!! 「...結局...貴方が選択したんじゃない...。 私は“殺せ”...とも...“生かせ”...とも 言ってないわ...貴方が選択した結果よ...。」 「...選択?...じゃあキミはどうなんだ?!」 「私はママに言われたから連れて来たのよ...。 私は選択など出来ないわ...。」 不適な笑みをこぼし、リタはリオンを弄ぶ...。 「...僕は、僕達はドロシーを破壊する...。 それを邪魔するならーーーー」 「レインハートの様に殺すのね?」 リタはリオンの言葉を遮り言い放つ...。 「???...どう言うこと...。」 リオンはリタを見つめ、返事を待った...。 「あの子は優しい子だった....。 確かに少し頭は普通の子と比べ劣って いたのかもしれないけど...私にとっては とても大事な...。 でも貴方は自分の為に殺した....彼の事を 何も知らずに!!!」 「...リオン???」 リオンの尋常じゃない顔つきを見て リリアは畏怖する...。 再び彼の脳裏に両親の死が思い浮かび... それが彼を覆って行く!!! 「...あいつは僕の両親を....。 関係のないヒトを...殺したんだ...。 それが“何も知らない?”だと....。 狂っていたんだよ!!!」 リオンは物凄い形相でリタを威圧する!! 「...彼は薬漬けにされたのよ...。 そして...別の自分を生み出した...。」 だが、それを冷静に見つめるリタは、 レインハートの真実を彼に伝える....。 「何!?...そんな事で!?!」 「貴方も少しずつ...変化しているじゃない? 私達が打ち込んでいる薬品はねぇ...リオン ...自らの寿命を縮めて....更に中毒を 起こしながら...漸く使える...その代償を 払って...やっと超能力と呼ばれる... コレが使えるのよ!!!!」 『ばぎゅぁあああっっっ!!!』 リタが触れているテーブルが彼女を 乗せたまま上昇を始めた!!! 「...そんな事...知っているさ...。 でも、それで彼女が救えるなら...平穏が 取り戻せるなら!!!僕は喜んで ソレを受け入れる...!!!!」 そして、超能力者同士の悲しい闘いが... 今、幕を開けた!!! 『Secret of Rita heart』-one- (5.3.W) 「ほら、そのお嬢ちゃんを守って ごらんよ?『リオン』?...大事な者を 奪われた苦しみを貴方も味わうがイイ!!」 「きゃっ!?!」 『ばきゃっっっっっん!!!』 「....その大事な者も守れなかった ような奴になど僕は屈しない!!!」 『リタ』は“念動力”『サイコキネシス』を 得意とする、その得意な“力”で 彼女はソファーの後ろに隠れる『リリア』へ 木製の椅子を投げ放つ、が...それは 身を呈して彼女を庇うリオンに防がれた!!! 「...言ってくれるじゃないか? え?リオン....あははははっっ!!! じゃあ絶対守ってみなよ?」 『ばじゅるるるるっっっ!!!』 「...くっ...物体を遠距離からでも 動かせる能力者...この場所じゃ 僕のが不利だ...でも!!!!!」 リタはテーブルの上に立ち上がり そこから下の椅子等を操りつつ、リオンを 目掛けてそれらで狙い討ちにする!!! だが、リオンも攻撃されてばかりではなく 彼女の隙を突き“ナルコン”による 衝撃波で迎撃を繰り出す...。 「くっ...やるじゃないか!!!! でもね...私はまだ本気の攻撃を 一つも繰り出してないんだよ?」 攻撃を喰らいながらも余裕を見せる リタは、リオンを睨み付けながら呟く...。 「僕もね....。」 同じように睨みながら彼も言い放ち 片手に神経を集中させーーーー 「....燃え尽きろ!!!!」 それを一気に解き放つ!!! 『バジュオオオオオォォオオ!!』 だが、それはーーー 「無駄よ?リオン...炎はね....。 私の闘争本能に火を灯す油となるだけ...。」 リタだけを遮るように周囲を 焼き焦がしただけで終わる...。 『ドコッッッ!!!』 「げふっっ!?!」 「リオン!!!」 「ふふっ、それは『屑星』 【スクラップ・クラッチ】...イイ ネーミングでしょ?私の持ち技の一つよ?」 しかも、その隙を突かれ彼女からの 思わぬ迎撃をリオンは腹部に喰らう...。 「....周囲の塵やゴミを集束させて 僕に放ったのか....。」 膝を曲げ、下をうつ向きながら 素早く呼吸を整えるリオンへ 「まだまだ、これからでしょ?リオン!!!」 リタにより向けられた追撃の刃が襲いかかる!! 「....くっっ!?!」 リオンは考えていた、技はゴミの塊 だから“レッド”で焼却してしまえば イイ...だが、その後の彼女の対処法を...。 「逃げてばかりじゃ、お姫様は 救えないよ?王子様???」 『ばぎゃっっっっん!!!』 ...更に迫り来る、彼女に操られた 椅子やテーブル達...絶体絶命の状況の中だが 「...そうだな...!!!」 『バキャァッッン!!!!』 彼はまだ諦めてはいない...活路を自ら 切り開く為に!!! 『Secret of Rita heart』-two- (5.4.T) 家具等を操り執ような攻撃を繰り返す 『リタ』の前に『リオン』は成す術を 失くしたかに思えた....が、 「...あった...たった一つだけ....。 彼女を破壊する事の出来る技が!!!」 彼はそれを打開する方法を自ら見付ける...。 「リオン無理しないで!!!」 『リリア』の悲痛な叫びが、逆に 彼を後ろ押しする...。 「大丈夫だよリリア....。 僕は道を切り開く...キミと未来を 歩み進む為に....。」 リオンは両手を前にかざし念動力の “力”でテーブルと共に宙を舞う 少女へ向かい... 「キミには悪いけど...僕には進むべき 道がある、それを邪魔するなら....。 僕はキミも壊すさ....行くぞ!!!!」 「だからさぁ...、殺れるものなら やってごらんよ?リオン? 口で言うだけなら誰も出来るだろ?」 そう言い放つと、同時にーーーーー 「一点照射でなく.....僕の体内全ての “ナルコン”を使う!!!! 『オルティ・バースト』【滅びの波動弾】!!」 『バジュルルルルッッ!!!』 膨大な衝撃波の塊を創り出し、 瞬時にリタへ向かい投げ放つ!!!! 『きゅぃいいいいいいっっん!!!』 「ふふっ、私も満更、バカでもないのさ...。 力押しには力押しで対抗してやるよぉ!!!! ブッ潰れちまぃなぁっっっっっっっ!!!!! 『スター・ダスト・メテオ』 【星屑の流星群】ーーーーっっ!!!!」 リオンが決死の技を放った、その瞬間!! ほぼ同時に彼女も全ての家具を操り 流星の様に炎を纏い降り注がせる... リタ自身最強の技を繰り出す!!!! 『ビキッッッキキッッ!!!!』 きっ抗し合うお互いの力が 周囲を巻き込み火花を上げる...。 「おおおおおおぉおおおおおっっっ!!!! 吹っ飛べっっっっっっえぇッッ!!!!」 「砕かれて死ねぇぇっっっっっっぇぇ!!!」 ほんのわずかな差だった、だがそれがーーー 「なっ!?!私が押されてーーー!?!!」 「ショートしようが構うもんか.....。 僕は貴様を打ち倒す!!!!!」 『ずぎょっっぉおおおおおおっっ!!!』 勝敗を有した!!!....リオンの思いやる心が 彼女をちょっぴり上回ったのだ!!!! 「げふぁっっ!?!!」 物凄い衝撃波をまともに受けたリタの 身体は既に廃人同等の能力しか発揮 出来ず重度のダメージを受けていた...。 「...はぁはぁはぁはぁ...僕の勝ちだ...。」 それでも立ち上がる彼女の姿を 確認しながらリオンは呟いた...。 「...くっふふふふっっ...あはははは!!!! まだよ!!!まだまだ!!!!」 狂った様に笑うリタの口元から真っ赤な 血液が声と共に飛び散り...床に撒かれる...。 「...特別に貴方には見せてあげる....。 私の本当の....恐ろしさを!!!」 『がきゅっっっん!!!』 彼女はいつの間にか手にしていた 見た事のない“ピージェクト”を使用し ズタボロの身体に薬品を注入した....!!! 『Secret of Rita heart』-three- (5.5.F) 「くくくっっっ...ははははははっっっ!!!! この薬はねぇ『リオン』...私の為だけに 開発された新種なのさ....。」 首筋から鮮血が流れる...彼女の身体が 既に拒否反応を示しているのだ....。 「止めろ、やめるんだ...『リタ』ぁッ!!!」 その姿を見て思わず叫ぶリオンに向かい 少女は一歩また一歩と迫る....。 「...死ねぇーーーー....げふぁっ!?!」 『キュイイイイッッッン!!!』 無理がやはり生じていた....彼女の身体は 限界をとうに通り過ぎていたのだ... 彼に持たれる彼女は吐血を繰り返す....。 「これは....雪???」 彼女が放った最後の“力”は何故か 周囲に雪を舞い散らし降らせた....。 「リオン....私はね....私が.... 大嫌い...なの...弟を薬から救えない...そんな あたしが嫌いだった...何より...ママの 命令通りに行動していた私も....。」 リオンは絶命寸前のリタを抱き締めた...。 「リタ.....。」 「あぁっっ!?!!....うっあああああ!!! 頭が痛い...!!!....割れそうに痛い....。 お願いリオン....私を壊して...。」 調合された薬は既に“ショート”を リタに引き起こさせていた....。 「...しっかりするんだ、リタ!!!」 彼女の身体を抱き止めながらリオンは 理解していた....リタを楽にさせるにはーーー 「止めてリオン!!!そんなのって ないわ!!!...彼女を救う術が他にーーー」 「無いんだよ...『リリア』.....。 リタを解放するにはコレしかないんだ...。」 殺すしかない、っと....。 リリアの言葉を押し殺しリオンは、 呟いた....頭を抱え痛みに打ち震えるリタに 片手をかざしながら....。 「ダメよリオン止めて!!!!」 「こうするしか....。」 「...リオン...有り難う....。」 純白の雪が舞い散る中で彼はリタの頭部をーーー 『ぼしゅっっっ!!!!』 破壊した....。 「どうして?どうしてリオン!!! そんな“力”を何処で!?!」 泣き叫ぶリリアに向かい血塗れの 両手を拭いながら.... 「...病院にラチされた時に色々な実験を 受けて僕は....この力を得たんだ...。」 リオンはゆっくりと答えた...だが、 …その瞬間!!!… 「信じちゃダメ!!!!」 「えっ!?!」 リリアの頭の中に何故か絶命した リタの声が響き意味深な言葉を残し消えた...。 |