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『資料設定+おまけへ』 ↓『最終話だけ。』↓ 『For anon’ter future』-if then- (5.21.S) 西暦2522年、世界は天才マザー コンピュータ『ドロシー』に よって支配されていた。 だが、人々はそれになんら疑問も抱かずに ただ漠然と日々を過ごし暮らしていた...。 その中で住人達を影で洗脳しつつ 彼女の神になり得るための研究は 日夜続けられていた...。 そして彼女は次第に自らの都合のイイ 人間...新人類として『ガレリアン』を 作成した...それを完成させるまでには 幾つもの命が奪われた...そして、幾つもの 心が死んでいった...。 しかし、そんな彼女の愚考に邪魔を する者達が現れた、それは自らを 作り上げた人間達の子供だった...。 子供達の脳にはドロシーを唯一 破壊する事が出来るプログラムが 組み込まれていた....。 彼女は悩んだ、どうすればイイのかと...。 出た答えは非常にシンプルだった 捕らえた少年を餌に隠れている 少女をお引き出せばイイのだ...。 本物の少年を薬漬けして抹殺し 死んだ身体から取り出したDNAを 解析、複製してコピーを数体制作 その後、もっとも優秀だった遺伝子を 持つ者を記憶を抹消し、病院へと 送り込む...だが、ここで彼女が彼の 記憶を消去した事により誤算が生じた...。 彼は少年として少女を守り、自分を 破壊する為に、全ての記憶が戻って いるにも関わらず、牙城まで...自分の 目の前まで姿を現したのだ...不安の元 彼女までを連れて。 彼らの闘いは熾烈を極めた!! しかし、先に異常を来したのは少年だった。 送り込まれたガレリアン’ズをこれまで 撃破してきた少年の身体に支障が 生じ、一時は戦闘不能に陥ってしまう...が、 それを救ってくれたのは.... 自らが破壊して来たガレリアン達だった。 彼らは解放され心の自由を得た事に より真実に目覚め、彼に“力”を貸す... そして集束された攻撃に飲まれて行く ドロシーへ、止めに彼女と共にウィルス プログラムを発動させ...ここに 彼らは奇跡を起こす!!! 断末魔の叫び声を上げ死滅して行く ドロシー、その様は圧巻だった...。 だが、その光の中で崩れ落ちた少年には、 彼女の必死の叫びも届かず...瞳を 閉じたまま深い眠りに就こうとしていた...。 こうして私達の...旅は終わりを告げた...。 長いようで短いこの旅の果てに 待っていたのが...どうだったか?なんて 私には解らない...でも、これだけは 胸を張って言えるの...。 私達が世界を救ったんだって!!! 絶望を希望にかえて....。 「『リオン』...今日は凄く 天気がイイのよ...ほら...。」 彼が死んだように眠りに...あの塔で 就いてから、もう一週間が過ぎ去っていた...。 勿論、あの事件は解決したわ... お父さん達が開発したコンピュータの 暴走、それを食い止めた...子供達ってね? 一躍時のヒトだったのかも? 「...それでは今日は失礼致します...。」 「あっ!いつもどうも有り難う御座います。」 私達はあのリオンの実家の屋敷で2人で 暮らしている、家事はまだ一人で 全てこなせないので家政婦を雇った...。 私は家政婦を見送った後に再び リオンの部屋へと戻って行った...。 こうして話し掛けるのが日課になって いたのだ...私の淋しさを埋める...。 「見える?リオン...良く私達 そこの庭のブランコで遊んだよね...。」 その日の夕暮れはそう...あの日あの時の 幼い頃の出来事を思い出させてくれた ...色あせない彼との思い出...。 「目を覚まして...。」 私の心にも限界が来ていたのかも しれない...私は彼の眠るベットに 力無く崩れ落ちた....。 「.....約束を....お願い...。」 数時間が過ぎていたのか...いつの間か 窓から吹き込む風が冷たく感じた...。 私が立ち上がろうとした、瞬間だった!! 不意に私の頭を何かが触れていた...。 「...どうしたんだい?『リリア』...。 悲しい事でも...あったのかい?...。 僕ならずっと側にいる...これからも ずっと先も...僕はいつでも...キミの側に...。」 せきを切った様に私は涙を流して 彼に抱きついていた....。 …窓から見える青白い月明かりが 彼らを包み込み明日を照らしだそうと していた...輝く未来へと続く道を…。 |