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『チャプター6へ』 ↓『21話から24話まで。』↓ 『go on the counterattack !!』-zero- (3.31.F) 『リオン』の目の前には 今まさに自分に向かい“ナルコン”を 放とうとする“Gプロジェクト”の産物 “ラビット”改良型が立ちはだかる!!! 『ばきゃっっん!!!』 「避け...お前....死...無駄!!!」 「こんな所でっっっ!!!」 ラビットの衝撃波を何とか避けた 少年は再び念動力でこの場から脱し 様と試みる...が、 「動く....死....見付け...私...無駄!!!」 『どぎゃぁっっん!!!!』 「うぎゃっがわっ!?!」 それはもう一体のラビットによって 繰り出された超能力によって、失敗した!! 「...終...殺す...お前...永遠...眠り。」 「私...喜ぶ...皆...幸せ...母...喜ぶ。」 『ばぎゃぎゃっっ!!!』 リオンの身体は衝撃で吹っ飛び 部屋にあった、用具入れに突っ込んで しまった....。 「げはっ...っっっ!!!」 身体を動かそうにも家具の木片が 邪魔をして、唯一右腕が動く程度 だった...しかも、衝撃で体内を 痛めたまま、吹っ飛ばされた為に 更に酷い痛みとなってリオンを襲う...。 「....僕は....。」 不意に少年は、母と父の事を 思い浮かべた....あのもう一人の 人物...博士と父が話していた 少女『リリア』の事....。 「...あの子を...知って...いる???」 台所でいつも自分の好きな料理を 作っていてくれた優しかった母親....。 「...ごめん...。」 不意に全てを諦めかけた リオンの脳裏に誰かの呼び声が走る!! 「...自分を信じなさい....諦めては ダメよ...どんな時でも...絶望しないで 私は...貴方をいつでも見守っているから...。」 それは、懐かしい母親の声だった... 我が子を思う母親の....。 「か...かぁ...さん....お母さん....。 僕はっっっっっーーーーっ!!!!」 諦め閉じていた瞳を開いたリオンは、 そこに奇跡を見た!!! 「...まだだ...まだ僕は闘える!!!」 自分がその身で打ち壊した家具の 壊れて開きっぱなしになって しまった引き出しから.... 思わぬ物を垣間見た、それはーーーーー 「...これさぇ...これさえ....ーーーっ 手にすればぁあぁっっっ!!!」 少し前の物とは形が変わっては、いたが 紛れもなくそれは『ピージェクト』 だった....リオンは唯一動ける腕を 使い、止めの攻撃を放たれる前に それを手にしようと、必死に 手を伸ばした...未来を掴み取る為に!!! 『go on the counterattack !!』-one- (4.1.S) 「死...優しい...包む...お前...!!!」 「闇...痛み...無い...永続!!!」 2体の“ラビット”改良型は、お互い 手をかざし合い家具の残害に埋もれる 『リオン』へ“ナルコン”を 打ち込まんとするが、しかし …その瞬間!!!… 「...お前達が永遠に眠れよ?」 『どぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃっっ!!!』 何か物凄い“力”の波動を全身がバラバラに 砕かれるくらい浴びせ掛けられ 一瞬にしてラビット達は絶命してしまった!!! 「....結局...この力に頼るしかないっ...か。」 あの状況下で必死の思いで 腕を伸ばし、手にした新型の『ピージェクト』が 彼の手の中で光り輝いていた。 「....それにしても...中にアンプルが 入ってなかったら...僕は殺されて いた...一か八かの賭け...だったんだ...。」 新型用“レッド”のアンプルも装填し、 即座に首筋に打ち込んだリオンは、 力が戻って来た充足感と破壊衝動に 悩みながら一つの鍵を発見し部屋を出た...。 新型から打ち込まれた薬の濃度は 初期よりも格段に上がっていた為、 超能力の力も数段上がってはいるが... その分、中毒性が増していたり 破壊衝動が頻繁に起こり頭痛が酷くなったりと それに伴った副作用もけして少なくなかった。 「...これは父さん達が...開発した ものなのか???」 不意によぎる疑惑を頭から凪ぎ払いながら 先へと進んだリオンは、床に開いた 大きな風穴を飛び越え、自分を取り戻す為に 子供部屋へと入って行った...。 「....僕の部屋....!?...そうだ!!! あの絵をここに...。」 先の攻撃で所々破れてしまったが、 大事に持っていた油絵を壁にかけた...すると 『ずごごごごっっ!!!!』 「秘密の通路が...開いた!!!」 居間へと降りる事が出来るハシゴが その姿を現す...。 「...このベット...。」 少年がベットに触れると、幼少の頃の 記憶が浮かび上がり 「...母さん....そうだ....僕は、 酷い熱を出して...看病してもらった...。」 彼を優しく包み込んだ....。 『キィィイイイィィッッ!!!』 不意に扉がゆっくりと開いた。 「まぎぃぃぃ....。」 手に鋭い爪状の武器を手にした ラビットがリオンの背中を狙う!!! 「...思い出を汚すなっっっ!!!!」 『ばじゅおおおぉぉぉっっ!!!』 怒りの炎に包み込まれたラビットは アッと言う間に全身が黒焦げになるまで 焼き尽くされ絶命した!!! 「...お前達なんかに....負けはしない!!!」 リオンは、闘いの決意を胸に 廊下へと再び足を踏み出した!!! 『go on the counterattack !!』-two- (4.2.S) 両親の寝室へ先に拾った鍵を使用し 入って行った少年は、そこで 化粧台から母親『エルザ』の手紙を 発見し、手にした....。 「母さん...。」 それは最近頻繁に付近で発生している 謎の殺戮事件による恐怖と 自分達が狙われている...っと言う 不安が書かれたものだった...。 「...これは宝石箱????....。 アレ?開かない???」 『リオン』は部屋で見付けた 宝石箱を開けようとする...が、それは びくともせず...一向に開かなかった...。 「...ぅ!?...これは...もう一つの 指輪...そうだ母さんが良く見せて 自慢していた....指輪!!!」 指輪の存在を関知したリオンだったが その所在が掴めず焦る...。 「....えっ!?...1階の洗面所??? なんでこんな場所が?!!」 とにかく少年は、その場を離れ子供部屋の 秘密のハシゴを降りて1階へ向かい ヴィジョンの見えた洗面所へと 足を踏み進めて行った!!! 『ドクンッッ!!...ドクンッッ!!』 リオンは、洗面所に入るなり たった今、目の前でそれが起きたかのような 現実味の帯びた映像を目撃した...。 「...来ないで...。」 それは、母親に迫るーーー 「時間がきちゃう...ぼっ僕...。 ママに言われたんだ...ぼっ僕は 悪くないんだ...悪くないんだぁ!!!」 何者かの像とーーーー 「いやぁぁっっっ!?!(リオン!!!)」 『グチャッッッ!!!!』 母親が無惨にも殺される様だった!!! 「あ゛っ...あぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛ああ゛っ ぁ゛あ゛ーーーーーっっ!!!!」 何も出来ない自分にはがゆく...そして 怒りに全身から染まって行くリオンは、 母親の最後のメッセージ...指輪を 排水管を破壊し取り出した....。 「...邪魔だ...そこをどけっ!!!!」 『バギャァァァァッッン!!!!』 「まぎゅあぁぁぃう!?!」 「ふぃぎゃぁぁっ!?!」 手にした指輪を握り締め“ラビット”達を 凪ぎ殺し、また寝室へと舞い戻って 行った少年は、そこで指輪を使い 宝石箱を開け放った....すると、そこには 「...父さんの指輪???」 父親の指輪が隠されていた...。 「...そうだ!!二つをはめ込む場所が 何処かに存在するはず!!!」 リオンはほぼ全ての記憶を取り戻し つつあった!! 「...そう言えば物置に...僕の 大事にしていた...。」 物置部屋へと入って行ったリオンは、 そこで父親の死に対面し...そこで 殺されたのだと知る...それと同時に 母親の死体は冷蔵庫の中に口の中には “2時50分”を示す時計が...そして、 父親の時計にも同じ時刻が刻まれていた 事を“メラトロピン”の能力に よって読み取った....。 「...銀のネックレス...在った...。 っっくっっっ!!!許さないぞ.... 母さん達を殺した奴も...何もかも!!!」 昔、誕生日にプレゼントされた ネックレスを身に付けたリオンは、 強大な超能力によって発生した磁場で 全身を纏ながら書庫へ向かって行った!!! 『go on the counterattack !!』-three- (4.3.M) 「ここだ....。」 『リオン』は手にした指輪二つを 左右のレリーフへとはめ込んだ...すると 『ずごごごっっっ!!!!』 それと同時に書庫の本棚が移動を 開始し、すぐに隠し部屋が出現した!! 「...コンピューター???」 そこの左右の壁には幾つもの コンピューターがありそれぞれが複雑に 接続されていた。 『ピッッ!!!』 「!?...これは父さん...。」 不意にリオンがコンピューターを 起動させると、そこから彼の父親 『シュターナー博士』の今では遺言が 自動的に流れ始めた...。 「...『ドロシー』...は父さん達が 造り上げたモノ??? 『ガレリアンズ』....は、その ドロシーが造り上げた....。」 リオンは、此処で自分に関わる 全ての事実を知った...。 自分の脳に仕込まれた、増殖を 繰り返し自らが神となって世界へ 光臨しようと企むドロシーを破壊 する為のウィルスを起動させる “起動プログラム”と それを行う“ウィルスプログラム”を 同じく脳に埋め困れた幼馴染みの 少女『リリア』事....。 ガレリアンズと呼ばれる超能力を 自分と同じように持つ者達との 因果関係...リオンは、この瞬間!! 全ての記憶を取り戻した...あの 病院内部で自分を必死に呼びかけていた 者の正体がリリアだった事も!!! 「...“3番の球”...そうか、 これで仕掛が動く!!!」 少年は、机に置かれた父親の形見とも 言える3番球を手に部屋を後にした。 「....これで動け!!!」 『ズガガガガガッッ!!!』 遊戯室にて最後の球をはめ込むと 床が開き下にある地下室への 道が開けた!!! 「.......くくくっ...遅かったじゃねぇかぁ?」 地下室へと降りて行ったリオンを 待ち受けていたのはーーーー 「お前は誰だ!!!」 「さぁな?誰でもイイじゃねぇかぁ?」 長身、長髪姿の少年だった!!! 「リォオン...くくっ...お前が 欲しがっているのは....これかな?」 少年は日記帳の様な物をリオンに 見せびらかした。 「それは!?!」 「さぁなぁ〜...くくっ、俺の使命は お前をイタぶり殺すことなんでねぇ...。 こんなモンはやるよ、そらっ。」 不意に投げ渡された日記には リリアとの交信の仕方が 詳しく記されていた...。 「そうか!...あの大事にしていた...。」 それを読み終えたリオンは、 あの死んでいた男がリリアの父親 だった事を理解し、同時に リリアの所在を掴む手立てを発見した!! |