ーFor anoter futureー

『ガレリアンズ』

『それは、数時間後の未来…。』




『チャプター9へ』



↓『36話だけ。』↓



『Αfter tomorrow』-three-
(4.15.S)

『パスカーレ』と『シュタイナー』両博士が
自らの子供『リオン』と『リリア』...それぞれに
別々のプログラムを脳に埋め込み、書き込んで
から1年、彼らは成長し10歳になった...。
更にそれから4年『ドロシー』を壊す為とはいえ
自分達がしでかした失態で息子・娘を
利用することの罪悪感を背負いながら
...彼女が送り込んで来るであろう
手の者が届かぬ様に街中へと2人を
彼の母親『エルザ』は見送る...だが、家路に
辿り着いた彼女にも凄惨な運命が
待ちかまえていた...。
「....お前...達...捕獲...する...!!!」
「大人...大人...大人...大人しく!!!!」
「...逃げられない...抵抗...死....!!!」
施設前で彼らを取り囲んだ“ラビット”達は
じりじりと彼らに迫り寄る!!!
「リオン...恐い...。」
「...リリア...大丈夫...いいかい?
僕が合図を出したら逃げるんだ!!いいね!?」
『バキュォッッ!!!!』
下に落ちていたホウキを徐に掴んだ
リオンは、足元を円を描くように攻撃し
それによる一瞬の隙を見てリリアを逃がす...。
「...さぁっ!!!今だ!!!!」
「...ぅん!!!絶対...追い付いて
来てねリオン!!!」
それからリリアは逃亡生活を約一ヶ月間
続ける事になる...再び彼と出会うまで...。

騒ぎを聞き付けた施設の人々の援護も
ありラビット達の撃退に成功した
リオンは、傷ついた身体で、不意に
両親が心配になり自宅まで送って貰い
リリアは残った施設の人々に任せた...。
「...本当にそのままでイイのかい?」
運転手は彼に向かい呟いた。
「大丈夫...です、それより
急いでくれますか...?
何だかとても嫌な予感がするんです....。」
リオンが車から降りて家に入って
行くとそこには...数人の足跡が....。
「お母さん!!!...お父さん!!!
パスカーレおじさんっっ!!」
返事は無かった...だが、台所に入ってそこで
滴る血飛沫を発見し...冷蔵庫を
開けると、そこからはーーーー
『ドサッッ!!!』
「ひっっっぃぃ!?!!」
母親、エルザの無惨な死体が...口の中には
2時50分を指し示す時計が詰め込まれていた...。
同じように発見した父親の死体の
腕時計にも同じ時刻が刻まれていた...しかし、
最後までパスカーレだけは
生死を知る事が出来ずにいたのだが...
「むあっ!?!」
彼は不意に真後ろから襲われ、
誰かに口を布で塞がれ...
その瞬間に気を失ってしまった...。
「遅いなぁ....ひっ!?!ぎゅぇっ!?!」
『ボギュッ!!!』
「...あの、そこにいるから...ボクが
悪いんじゃないんだ...ママが...。」
何かの気配を感じ振り向いた運転手の
全身は一瞬にして物凄い力で押し潰されたように
潰れ、彼は絶命する...その前には
一人の太った少年が立ち尽くしていた...。
こうしてリオンは彼らに連れ去られ
1ヶ月もの間...人体実験を繰り返し受け…
そして、記憶を失くす...。
その後、数分して家へ訪れたパスカーレは、
有様を見て彼女から渡された人形を手に
車で逃げ出そうとした所をラビットに
襲われ....車ごと池に沈められ...殺された...。

「...かい?ぼ...かわ....りに....、
か......の敵......して......るんだ....。
ーーーーーリオンッッ!!」
「っっ!?!!」
リオンは『ミケランジェロシティ』の
リリアが隠れている“バビロンホテル”に
向かうバスの中で夢を見ていた...それは、
悲しい過去の夢...彼は誰かの声を
断片的に思い出しながら目を醒ました...。
「....ここに....彼女が...!!」
上空ではあの時の様に暗雲が立ち込めていた...。



TO BE CONTINUD,


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