ーFor anoter futureー

『ガレリアンズ』

『それは、数時間後の未来…。』




『チャプター10へ』



↓『37話から40話まで。』↓



『Day’s two starting over』-zero-
(4.16.S)

『リオン』は『リリア』を探し求め
テレパシーで教えられた“バビロンホテル”の
前まで訪れていた...。
「ここか...待ってて...リリア...。
君を必ず守るから...、」
『きゅるるるっっ....。』
回転式のドアを開けると、そこには
赤い絨毯が敷き詰められた古めかしい
ロビーが彼の目に飛び込む...。
「...あの、リリアと言う少女が
このホテルに滞在していませんか?」
少年はフロントに訪ねた、すると...
「...リリア...リリア...ねぇ...。
ん〜名簿にはないねぇ....
もしかしたら別の名前で
部屋に泊まっているのかも...。
確か3階に女性がいたなぁ...どうだい?
出向いて確かめてみては??」
彼はそう言ってリオンに自分で捜し出して
みることを薦め“302号室のカギ”を渡した。
「...解りました、どうも...。」
リオンは手にした古めかしい人形を
握り締めながらエレベーターを使用し
3Fへと向かって行った....。
ーその少し後ー
一人の少女と太った少年...そして、
コートで身を包む顔を包帯で隠した
男達がホテルを訪れた...。
「さぁてぇ...どう探すかねぇ....。」
彼女は呟き脅えるフロントマンに訪ねた
「ねぇ、あんた...リリアって女のを
知らないかい?」
「ひっ...何なんだあんた達わぁぁっ!?!」
話しにならないと感じながらも
彼女は質問を繰り返す...。

「ねぇ...死にたくないでしょ?
正直に答えなさいな?」
詰めよる少女の横でモジモジとしている
少年は不意にフロントマンを睨みつけた...
『ぼふっっ!!!』
すると、瞬時にして頭が吹き飛んでしまう!!
「...ボク...思うんだ...このヒト
知らない...って、首を右とか左に
ふっ...振っていたし...ねぇ、『リタ』
お姉ちゃん...ボクは悪くないよ...ね...?」
脅える少年を抱き締め彼女は耳元で囁く。
「大丈夫、怒ってないわ...『レインハート』
...そうね、こうやって潰してユケば
最後には...奴らが残るものね...。」
狂気じみた笑みを浮かべながら....。
「...女のヒト声がする...もしかしたら!!」
『コンコンッッ!!!』
リオンは3階でエレベーターから降りると
同時に聴こえて来た女性らしき声を辿り
“304号室”と書かれた部屋へと
ノックを鳴らし入って行った...すると、
「お邪魔しま...ーーっわっ!?!」
『ガバッッ!!!』
「もう知らないんだから...今ごろ
戻って来て...わたしは...!!!」
彼が入ると同時に突然!!鳴き叫びながら
一人の女性が抱きついて来た...。

「あの...僕は...。」
困惑するリオンの顔を見上げた
女性はソレが他人だと気付いたようで
直ぐに涙を拭き、
「なっ...誰よあんた!!!...
勝手に部屋に入って来ないで!!
出て行って!!早く!!!」
手のひらを返すように有無を言わさず彼を
部屋から追い出した...。
『バタッッンッ!!!』
「...あの僕はリリアのーーーー...。
しかたない他を当たろう...。」
何が何だか解らないが、とにかく
あの部屋には少女がいないことを
だけは確認出来たリオンは再び他の部屋を
訪ねて回る....。



『Day’s two starting over』-one-
(4.17.M)

「“303号室”...。」
『こんこんこんっ!!!』
『リオン』はドア越しに声を
掛けて返答を待った..が、
「...誰もしないのかなぁ?」
『がちゃっ!!!』
それが返って来ないので
誰も存在しないのだ、と思い彼は
徐にドアを開けた、するとそこにはーーー
「おぉ!?!ボーズ...誰だてめぇわぁ!?
組のもんか..ぁぁ!?!...
遂に俺を狙いにきたんかよ!?!」
すごむヤクザがベットに座り
外の様子を伺っていた...。
「あっ...あの女の子を探しているんです...。」
突然の事に動揺するリオンにヤクザの男は
「うせぇよーっ!!なんだてめぇわ!!!
俺には関係ねぇよ、とっとと
部屋から出て良きやがれ!!!!」
物凄い勢いで叫び、彼を
部屋から追い出してしまった...。
「ふ〜...あそこにはいないな...。」
リオンは再び他の部屋を訪ねて
回ろうとするが...不意にさっき
フロントマンに手渡されたカギを見て
そこへ先に向かう事にした...。

「....“302号室”...ここだ。」
『カチャッッ!!!』
鍵で扉を開けた少年は警戒しながら
部屋の中へと入って行った....。
「...誰かが居た形跡はある...ケド...。
そうか、急に空き部屋になったこの部屋
かも知れないから...あのヒトは、
僕にカギを渡してくれたんだ....。
もしかしたら...何かの手がかりが!?!」
『リーンリーンリーン!!!!』
不意に電話が鳴り響き、彼の耳を貫く。
「...どうしよう...取ってイイもの
だろうか....。」
リオンは少し考えた末、受話器を手にした。
「...あの、もしもし....。」
「...お連れ様が“306号室”でお待ちです。」
相手はそれだけ言うと電話を切ってしまった。
「...お連れ...もしかして、リリアが!?」
人形を持つ手に思わず力が入るリオンが
何かを感じて横を向く、すると...
「...鏡にメモ...リリア!!!」
洗面台の鏡に張られたメモを見付けた...。

「...何だ?何も書かれていない...。」
だが、リオンそのメモに触れると
“メラトロピン”が発動し...文面と
それを残した人物の像が浮かぶ...。
「...うふふっ...初めまして、リオン。
探しているヒトは見つかったの?」
それは赤い髪の少女だった...。
「この子はリリアじゃない...。
まさか....もう敵がここに!?!」
少年は慌てて部屋を出て、306号室へと
向かい走って行った....。



『Day’s two starting over』-two-
(4.18.T)

「あのーっすいません...。」
“306号室”に入って行く『リオン』...
だが、そこにいたのは一人の紳士だった。
「おや?キミは誰だい?」
「あの、僕はリオン...リオン・シュタイナー
女の子を『リリア』と言う少女を探して
いるんです...、ここに居るって電話があって...。」
紳士はリオンの事情を聞くと
「...ふむ、それは残念だね...。
ここには私しかいないよ...ふむ、そうだ
私はこれでも探偵をしていてねぇ...。
もし良かったら“力”を貸してあげようか?」
そう提案する。
「...本当ですか?それは助かります!!」
「但し、少しお金は貰うよ?」
「えぇ、構いません!!!」
「では、少ししたらロビーで待ち合わせよう。」
交渉を終えると紳士の探偵は
部屋を出て行ってしまった....。
「...ふぅ、取り合えず僕もこのカギを
返しにフロントに向かをう...。」
リオンは部屋を出てエレベーターへと
乗る...すると、唐突にブレーカーが
落ちてしまい2階から下へ降りられなく
なってしまった...。
『ガコッッッ!!!』
「手動式で扉が開いて良かった...。」
しかたなくリオンは2階でリリアを
探す事に専念する...。

「“203号室”....か...。」
『がちゃっっ!!!』
部屋を徐に開けたリオンは、物凄い
機械油の匂いにむせかえる...。
「げほっげほっ....。」
「きっ...きみは誰だい...。」
中の住民から声を掛けられ、
咳き込むリオンだったが
「あっ...げほげほっ...あの、女の子を
探しているんです....リリアと言う子
なんですが知りませんか?」
どうにか返事を返した。
「しっ...僕は知らないよ...。
ねぇねぇ、きみぃ〜聞いてくれよぉぉ!!
ぼくはこれから革命を起こすんだ...ぁ。
世界をこの中性子爆弾で破壊して
くり〜んな世界を造り上げるのさ!!!」
青年は革命家と自分を名乗り
狂った笑みを浮かべていた...
ここには居まい...少年は思い
部屋を出て行こうとするが...不意にその男から
「“305号室”に行ってごらんよ...。
君が捜している人もきっと来るよ。」
そう言われ、少し考えた...。

「...エレベーターは復旧している...。
どうしよう...あのヒトとの約束には
十分間に合うと思うけど...。」
少年は考えた末にエレベーターで
3階に向かって行った...。
「あの...失礼します...。」
『がちゃっっ!!!!』
部屋を開けたリオンを待っていた者は...
「獲物...来た...。」
「約束...守った...。」
「殺せ...殺せ...殺せぇ!!!!」
スーツを身に纏い更に強化された
“ラビット”達だった!!!



『Day’s two starting over』-three-
(4.19.W)

「お前達....じゃあ、あの男と
グルだったのか?!」
不意に『リオン』は呟く...だが、
「げげっ...死ね!!!」
それを無視して襲い来る“ラビット”達!!
部屋は狭く、一旦外に出て体制を
立直し攻撃をしようとリオンが試み、
ドアノブに手を掛ける...が、
『がきゃがきゃっっ!!!』
「...開かない!?!...何か
特殊な力が働いている!?!」
それは赤毛の少女の力により阻まれて
しまう....彼女はホテルの入り口にも
同じような仕掛けを施し、住民達が
逃げられない様に罠を張ったのだ...。
「くっ......!?!」
「逃げ...ムダ....死ぬ!!!」
『ばぎゅぉぉぉっっっ!!』
ラビットからの同時“ナルコン”が
部屋の地面を削る!!!

「....“バードマン”の時のように
一体に的を絞って攻撃しても追撃が
襲いかかる...どうすれば...!!!!」
ラビットは3体いた、彼らは徐々に
狭い部屋の中で彼を追い詰めて行く...!!
「....捕らえ....死!!!!」
「...このまま...殺!!!!」
「殺す...私...快感...イイ!!!!」
そして、3方向からのナルコンが
再び彼を襲う....が、しかし!!!
「僕が只、逃げ回っていたダケだと思うのか?
寄り添っているのが仇となったな...。」
『バギュォオオオォォォッッッ!!!』
リオンは、その前に燃え広がるように
“レッド”による火炎攻撃を放ち
一瞬にしてラビット達を焼死させる!!!
「...くっ...やっぱり消費が激しい...な...。
少し休まなくちゃ....。
でも....くっっ!!!」
リオンは頭痛に襲われながらも
リリアの為に霞む瞳を擦りながら...
待ち合わせたロビーへと向かって行った...。

「...はぁはぁはぁ....。」
紳士はまだロビーに姿を現しては
いなかった...先に、フロントへ足を
運ぶリオンは、そこで奇妙な血痕を発見し
奥へと入って行った...。
「あのぉ...カギを返しに来たんですけどー。」
フロントマンが待機している筈の
その事務所には夥(おびただ)しく
まだ真新しい鮮血が飛び散っていた...。
「...ぅわっ!?!!」
明かりを付けた少年は思わず叫ぶ!!!
そこにあったのはフロントマンの
凄惨な死に様だった....。



TO BE CONTINUD,


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