【古の王】 |
「このターン神は不死の能力が備わった!! どんな攻撃も通用しない!!がははははぁぁ」 <闇マリク>の呼び起こした神は 「不死鳥…オレはこいつにやられたんだ…」 あらゆる攻撃を無効とし<城之内>同様 次ターンライフを支払うことで地獄の業火を <闇遊戯>へと放たんとする!! 特殊能力、召雷弾でさえも炎の神には 攻撃が通じず、恐れていた精神力と場のモンスター 抹殺のフェニックス・モード『ラー』が襲いかかる すると、『オシリス』は堕ち闇へ消えた...。 墓場へ両方の神が消えるも、 …その瞬間!!… 「リバース罠発動!! 『ゾンビの宝石』!!」 これによってこのターン相手セメタリーへ送られた 魔法カードは一枚再び彼奴の手札へ 舞い戻り、更に相手はカードを一枚ドローする...。 「このデッキに眠るカードにオレ達の命運が かかっている!!」 迫り来るワンターン・キルの恐怖 ...そして、引いたカードはーーーーー!!! (次回は、神2体VS神なのです&悪魔の聖域。) 「<遊戯>…わずかばかりの勝利の可能性を 他人の力などに委ねる甘さも この決闘に敗北すればいかに愚かであるか気づくハズだ」 「<マリク>に巣喰う邪悪なる力が 遊戯をも負かした時ーーーー 空は永遠の闇に包まれーーーーやがて 世界さえ邪悪なる力に支配されてしまう…」 どちらの思想も緒戦はか細い運命に委ねられている そして、<闇遊戯>がそれを切り開くしか 道は残されていない、それだけが確かな事だった!! 「バトル・シティ…最後の闘い… すべての命運は遊戯に託されているのです…」 闇遊戯ライフ3300に対し未だ無傷の 彼奴は余裕の表情で彼の攻撃を待つ、が 「恐れるなよ遊戯ィィ…攻めて来なぁ… グハハハハァァァ……」 デュエリストの感がそれを拒む、このターン 全てのカードを攻撃表示とし攻撃はついえた...。 手札より魔法『天よりの宝札』をドローカードで 手にした彼奴は使用後、モンスターを守備表示とし 場に一枚伏せターンを終えた、彼のターン 3体を生贄に捧げ先の魔法カードより 手にした『オシリスの天神竜-SΑINT DRAGONーTHE GOD OF OSIRIS-』を光臨させ 戦況を一気に有利な方向へ運ばんとするのだが 「いくぜ!オシリスの攻撃ーーーー 『サンダーフォース』!!」 攻撃を宣言したーーーー …その瞬間!!!… 「知らしめてやる… 太陽神の力をなぁ…」 罠カード『暗黒の魔再生』が発動!! これにより相手の墓地へ眠る魔法カードが発動 それはつまり『死者蘇生』である、そしてーーーー 「オシリスの攻撃が火柱と化した 太陽神に吸収された!!」 第三形態へと変化した神はあらゆる攻撃を無効とし 吸収する不死の鳥となった!!! (次回、Second God!!) 「モンスターの攻撃はプレイヤーに苦痛を与え… そしてほらぁ…失ったライフポイント分 生贄が闇に喰われるのだぁ!!」 究極の闇決闘、この恐ろしき条件と罰は 「<マリク>… ……奴を倒せばもう一人のマリクも犠牲となる!! どうすれば…」 お互いの裏人格の破壊と自身の崩壊!! 「プレイヤーのライフが0となり 生贄の肉体がすべて闇に喰い尽くされた瞬間ーーーー そのプレイヤーも究極の苦しみと共に 闇に葬られる… 勝利と敗北…それは快楽と苦痛の境界となる…」 この悪意を止める手立てはもう無い、しかし <闇遊戯>は相棒の声を受け 決死行覚悟のデュエルへ足を踏み入れて行く... {マリクの邪悪な心を倒しーーーー 君自信の光を勝ち取るんだ!!} しかし、闇マリクは生贄が消えても消える事はない 巧妙に仕組まれた罠...そしてこのターンに 彼奴は自らのカードを1枚捨てる事で 『速攻の吸血ウジ』を守備表示とし カードを一枚伏せてターンを終える...。 闇遊戯のターン、魔法『エクスチェンジ』を 引き当てると『クィーンズ・ナイト』を 召喚しウジを攻撃、撃破しカードを2枚場へ伏せた... 「ククク…いいカード引いた…」 彼奴は『ジュラゲド』を呼び出し ナイトを抹殺、ライフを200削り更に手札より 魔法カード『左腕の代償』を発動!! これによって手札は全てセメタリーへと 送り込まれ代価で好きな魔法カードを手札へ 引き寄せた、勿論ーーーーー 「当然…オレの選ぶカードは…『死者蘇生』…!」 選ぶはこのキーカードだった、が既に 闇遊戯はこれを読み伏せカードをオープンさせ エクスチェジでこれを奪い取る!!! 場へ伏せるカードへ絶対の自信を寄せる 闇マリクは明け渡しターンを終える、すると 「マリク…先にオレの神カードを拝むことになるかもな!」 『キングス・ナイト』を召喚し、交換した 死者蘇生でクィーンを復活させた彼は 特殊能力を起動させ『ジャックス・ナイト』を デッキより呼び起こし絵札の三銃士を纏めて場へ放つ!! (次回、ONE TURN KILL's BREAK,) 「<遊戯>は言った…! {友の力がオレに勝利をもたらしたんだ!} ならば!わずかばかりの可能性を秘めた このカード!! 遊戯…貴様にたくしてやる!!」 ー遊戯…貴様に奇跡を起こせるか!ー <海馬>の投げ放ったカードは<闇遊戯>目掛け 飛び...そして、奇跡でも 友の力でもない勝利への布石は ライバルとしての信念を得た彼の手中へと収まる!! 「オレは貴様を信じる!! そして…<マリク>を倒すぜ!!」 <闇遊戯>は何等疑問も持たずに デッキへとそれを納め、これを見送る 彼の仲間は気が気でなかった...。 決勝戦が開始され、ファンファーレが 高鳴ると共に彼奴は言った 「遊戯…貴様との闘いは究極の闇のゲームだぁ… すべてを闇が支配しーーーーー今… 地獄の門が開かれる…」 『ゴッゴッゴゴゴゴッッッッッォ!!!!』 頭上へ暗雲が出現し、場を取り囲むと 先攻を行く彼奴は生贄の女と称し<舞>を 出現させ、更に遊戯をバインド(拘束)すると 同じく表の<マリク>をバインドして 『速攻の吸血ウジ』を召喚、特殊能力が 起動し初回から闇遊戯を喰らうと ライフが500削られたーーーーー …その瞬間!!!… {ぐわあああ} 彼の右足の一部もえぐれてしまう!!! 「苦痛にもがけ…あがけ!」 そして、闇の決闘は最後の幕を開けた!!! (次回は、遅れてごめんよ、手札抹殺コンボ!!) …屍は横たわる 器は砂となり塵となりーーー 黄金さえも剣さえも 時の鞘に身を包むーーー 骸に王の名は無し 時は魂の戦場ーーー 我は叫ぶ 闘いの詩を 友を詩を 遥か魂の交差する場所に 我を導け… -死者への祈り-より抜粋。 「王の魂との闘いに…心と向かい合うのです」 <イシズ>の言葉が胸へと突き刺さるも それを認められない<海馬>だった、だがしかし 「オレ達が背負わされた怒りや憎しみ… そんなものに<遊戯>たちを巻き添えにする 必要なんかないよ!」 <モクバ>の言葉が頑なな彼の心へ 光を穿った!! 「憎しみを捨てることなどできようか…」 一枚のカードを手に立ち往生する 少年はとある決断を下さんとする...。 「おやおや…生きていたのか<城之内>…しぶといな」 <闇マリク>の中で闇が最大限に蠢き 自身をも蝕んでユク.... 「決勝なんざ…通過点だぜ!」 ONE・TURN・KILLの一瞬の業火で 全てを焼き付くさんと、しかし 「受けとれぇぇい遊戯!!」 その時だった...不意に開始直後、海馬が その姿を現しとあるカードを投げ放つ!! 2時間後の塔の爆破、彼はこれを セットした後に自身の持つ過去の幻影 「貴様は弟の<マリク>を救い出すために このバトル・シティ[決戦街]に参加した…」 弟を救えなかった時の気持ちを イシズの決意へ投射した...そしてーーーー 「しかし私は弟マリクを救えなかった時の 覚悟はできています」 …ドクンっッ!!!… 「おもしろい! これは確率20パーセントのゲーム!」 海馬は決戦の舞台へと舞い戻り魔法『デビルズ・サンクチャリ』を 好敵手へと投げ放った!!! (よし-クソ野郎!土曜更新再開!!!でも来週は休み☆ 次回、伝説の悪魔、リバース&トラップなんよ!!) 「<海馬>今は破れて憎しみに打ち勝て!!」 準決勝2戦目ーーーーー 「オレが…負けた…」 これを見事勝利したのはーーーー 「兄サマ…!!」 記憶を求めし者<闇遊戯>であった!! 海馬を好敵手として、そして友として 認めているからこその会話...今は 理解しがたい感情にほどされながらもアンティルールにより 『THE GOD OF OBELISK』が投げ渡され <モクバ>と共に彼は塔を去らんとする...。 <城之内>も復帰し、仲間が揃った場では 最後の決戦の相手が狂騒の笑みを浮かべて 「さぁて 闇の謝肉祭の始まりだなぁ」 彼の道を塞がんとしていた...その頃、 「どちらが勝とうが 二時間後にはこの人工島を海に沈めるのみ…」 「<遊戯>が勝つにはあなたの力が必要なのです」 「また オカルトグッズのお告げでも聞いたか!」 「ペレト・ケルトゥ(死者への祈り)… あなたは気付いているのでは…… その碑文は亡きファラオに捧げられた… 友へ(ケメス)の詩…」 海馬の前へ<イシズ>が姿を現し、あの石版の碑文は 友、かつて前世で渡り合った 海馬が残したモノだと伝えた...。 (やっとー次回から土曜じゃよー。) |
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