『Classification ！！』５月編！！
↓にお話しは、増えて行きます。
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『５月２１日（日）』 第三〇一話 『激熱！！激震！！』(5.21.日) …『雪原地帯』永春の街『ヴァルキ』を 震かんさせる激闘が開始された！！ “支柱”の『幻魔』『銀色の煙』 【スネイル・ゴースト】を打ち倒すが 皆の心に眠る何かを奪い返せずに悔やむ 『三浦 洋子』だったが、覚醒し 完全に自我を取り戻した『御津 竹丸』と 共に『魂狐』【ムツキ】から 唐突に街へ放たれた“浄化の炎”を止める 為、街中へと急ぐ… だが、そこに彼らより先に姿を 現した者達がいた...それはーーー 「へぇっ...久々に歯応えがある奴らですね 『強欲なトド』【ジニア】さん.... こいつらも邪魔をするんでしょ？ なら“メタファー”は奪って あると言う事だし....殺しましょう」 「...むっ、まぁいいだろ.....。 もぉ既にお前モードちぇんじ... してやがるしな！！！ (....下手に本気になったゴンを止めれば 俺が怪我をしかね、ねぇからなぁ...。)」 元の世界から舞い戻って来たーーー 「...ふぅ、ナイスアシストだよ！！ 勇二、サンキュー、ネッ！！」 「あはっ、照れるなぁ....。 っと、光助...来るよ！！！」 『上原 勇二』『安大 光助』だった！！ 「『エレメント・ファイア』 【青白炎の乱舞】は、『偽りの魂』 【レイヴィンド】様、自身の破片だとも 言われている...あの方に...手柄を 魅せるチャンスでもある....。 貴方達には悪いがーーーーー 惨死してもらうよ？」 『シュパパパパパパッッ！！！』 音速の鞭捌きを見せるムツキは、 笑みを浮かべながら標的を勇二へと 絞り攻撃を放つ！！！ 「レイヴィンド？？？それがここの 支配者なんだね....光助....。 この鞭使いの狐君はボクに任せて...。 キミはあのトドっぽい体型のを！！！」 『ビキャキャキャキャッッッ！！！』 その迎撃を難なく自らの鞭で 跳ね退けると光助に声を掛け前へ出る！！！ 「....っと、そう言うこったぁっっっ！！ 一気に決めるぜっっっ！！！！ 『ローリング・ハイ・アーム’ズ』ーーー 【伸縮自在の剛腕】っっっぶっ潰れちまぇ！」 『ドギャッッッッッン！！！』 一瞬にして光助へと間合いを詰め、 ゴムの様に自在に伸びた腕を振り下ろす ジニア...だが、既にその軌道を 見切っていたーーーー 「おせぇんだよっっっ！！！ 久々っっっ『絶剣木枯らし』！！」 光助の上空からの十字斬りが襲う！！！ しかし、それはーーー ［ちぃっっ思ったより、やりやがんな！！］ 幻魔の姿へと変化を遂げ、能力を 使用したジニアを捕らえることは出来なかった ...一進一退の攻防が続く！！！ 「ふふっ、レイヴィンド様から直々に 頂いた、このーーーー 生きた炎『エレメント・ファイア』 【青白炎の乱舞】と鞭を混合した恐ろしさ 味わってから死になよ....。」 『ジュバッッッッ！！！』 ムツキの声に併せ森閑(しんかん)していた 鞭へ付近の青白い炎が燃え移る.... 「....ボクは死ねないよ....。 大事なパートナーがいるからね...。」 『きゅいっぃぃぃっっん！！！』 突如！！レイジング・ビュートが戦慄の 黄金に輝く光を放つ... 「面白い....魔力を込めた鞭同士の バトルですか...ぞくぞくするなぁ...。 ふぅむ、行くぞ！！！！」 勇二の勇気に応え、鞭が進化を遂げようと しているのだ！！！ 『５月２２日（月）』 第三〇二話 『最後は…』(5.22.月) 「ゎぁ？！『白金の鞭』【レイジング・ビュート】 がぁ〜！？...どうしたんだろ.....。 魔力が流れている？？？」 『強欲なトド』【ジニア】と闘う 『光助』から少し離れた街中で 『魂狐』【ムツキ】と対決する『勇二』の 手にしていた鞭が物凄い輝きを放ち 同時に形状が変化する！！！ 「くくっ....ソレなら....本気〜出しても イイよね？....この旋律、見えるかな？ 『踊り死ね』【デス・マォ・カカブ】！！」 『バチチチチッッッ！！！』 “浄化の炎”を纏った鞭が蛇のように しなりながら勇二を襲う！！！...が、 「ボクに技はない....けど、ボクは 信じる....『空』と『マボ』が 言ってたんだ、自分を信じられなきゃ 本当の“能力”(ちから)も... 使えないんだって！！！！」 『ズキャァァッッッッッン！！！』 その放たれた技は、勇二の魔力の込められた 鞭によって弾かれ、引き裂かれた！！！ 「ばっ！？！馬鹿な....我が『蛇牙鞭』 【シャガベン】が打ち砕かれる...だと！？！ しかも、御方の『エレメント・ファイア』 【青白炎の乱舞】まで！？！ (なんだ！？奴の能力は！？！)」 そして、更に付属された浄化の炎を 進化した鞭が吸収して掻き消してしまう！！！ 「ふっ....勇二は旨いこと、やっちゃった みたいだな....っと、今度はオレっちが 目の前の豚トド君をどうにかすれば お終しまいだなぁっっっ！！！！」 『どきゃっっっ！！！』 ［はぁっっん？....きこえねぇなぁっっ！！］ 光助の攻撃は、またあっさりとジニアの 能力によって避けられる...が、しかし それを予期した追撃が放たれる！！！ 「その、伸びる腕の奴は元の布石だろ？ もぉ〜お前の力、悟ったぜ？」 ［ほざけぇっっ貴様が俺様に攻撃を あてがをうなんてムダなんだよっっ！！！ 『ローリング・ハイ・アーム’ズ』 【伸縮自在の剛腕】っっ！！！］ ジニアは言い放つと、それに付け加え 左腕を切り放し、鎖り大ガマへと変化させた 武具を手に上から迫る光助を迎え打つ！！！ 『ドギャギャギャギャッッッン！！！』 「嘗めないでほしいネ〜ッ....。 実力が違うんだよ、じつりきが！！！ お前の敗因は実戦不足と、能力に 頼りすぎていた事なんだよね〜。」 光助はジニアが能力を使い自分の攻撃を 無効とする前に音速を越える攻撃を 放ち、この巨体を地面に押し込ませ その衝撃で気絶させてしまった！！！ 気絶した、その瞬間に変化が解かれ ジニアは本来の人間の姿を取り戻した... 「..ぐぐっ...俺様...がぁっっ！！！」 「ぅお！？...もう気絶から覚めたのか！？ ....お前タフだなぁ、マトリクスの奴か？ っと、肋と内部器官を損傷してるから 身動きは不可だぜ？」 気絶から立ち直った速さに驚きながらも 光助はジニアのお腹の上に乗りながら そう言い放ち、ニヤリっと笑った...。 『５月２３日（火）』 第三〇三話 『自分を信じて！！』(5.23.火) 「くくっ...げふぁ....俺を倒して イイ気になるなよぉ？....本当に やばいのはお前の連れのでぶ公が闘っている 奴の...『魂狐』【ムツキ】の方.... なんだからなぁ...！！！」 『強欲なトド』【ジニア】は自分の上に 乗っている『光助』に向かい 不敵に言い放つ.... 「ふ〜ん、そうなんだ....でもっまぁ 大ジョブなんだよね。」 「はっ！？！」 「だってさー、『勇二』をオレっち 信じてるからさー。」 だが、そんな言葉を余所に光助は、 呆れるジニアへ、笑いながら答えた... 「もうボクの勝ちだと思うんだけど...？」 『白金の鞭』【レイジング・ビュート】を 構えながらムツキに、もう無駄な 争いは止めよう、と持ちかける勇二...しかし、 「くくっ...ふぅむ、過信しすぎるのは ちょぃと、やばいよ？？？」 『しゅるるるっっっ！！！！』 「えっ！？あっ！！！....鞭が 復元し始めてる....？？？？」 ムツキが喋る間に先に勇二が破壊した 筈の鞭が復元...再構築される！！！ 「...これが我が“能力”.....。 でも、これを仲間内以外で見た奴は いなんだ、何故なら....確実に殺す時に しか相手に見せないからーーーっ！！！」 『バチチチッッッ！！！』 復活した鞭が不意を突き勇二を襲う！！！ 「なっっ！？！」 『しゅぱぱぱっっ！！！』 どうにか迎撃は阻止したものの 防御で手一杯になった勇二へ本体 自らが攻撃に乗り出す！！ 「...ふふっ、遅い！！！」 『ぶぎゃっっ！！！！』 「ひっ！？ぅああゎっっっ！？！」 背後を取られた勇二は背中に青白い炎を 放たれ徐々に焼かれる鈍痛に襲われる... 「『エレメント・ファイア』【青白炎の乱舞】に 一度でも襲われれば、浄化されるまで 消す事は出来ないのさ....その無駄な 脂肪ごと焼かれて骨も残さず塵となるがいい。」 更に蹴りを加え建物の上から叩き落とした ムツキは、ダメ押しに街を焦がし 続けていた炎の半分を彼が落ちた場所へと 向かわせる....既に地面には灼熱の 地獄が待ち受ける中に勇二は落下して行く...。 『ぼひゅぉおおっっっ！！！』 だが、勇二が完全に落下する.... …その直前！！！… 「そんな....はずが！？！！」 ムツキの目の前で、一瞬にして 炎が掻き消えてしまった！！！ 水蒸気が舞い上がり、辺りを白色で 覆う...そして、数秒後....その中心地に あったのは無傷の勇二の姿だった！！！ 「....キミの炎をこの鞭が吸い取った時... この子の力が解ったんだ....。 『魔力の吸収』それが新しい レイジング・ビュートの能力(ちから)...。」 自らの身体に灯された炎まで 鞭の力で吸い取ったのか？...しかし、 それは違っていた... 「...冷却魔法...馬鹿な！？ 奴のスキルはあの方を越えていると 言うのか！？！！」 自分を信じた勇二の冷気魔法により 消滅させられたのだった！！ 『５月２４日（水）』 第三〇四話 『キミの番だよ』（5.24.水） 【こっから見る、だッぜぃっっ！！！】 まだまだ続くのですぞッ！！ 『ノリがもう、めちゃめちゃで〜ッ！！』 先を見るんッスねぇ〜！！ |
