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『資料設定+おまけへ』 ↓『69話から最終話まで。』↓ 『Mother of the Dorothy』-contact- (5.18.T) 「...子供は...そんな事考えちゃ...駄...目 ...なん...だよ....ね......。」 『リオン』の手の中でまた 一つ命が消えた....。 それを見守る『リリア』は 唇を噛みしめ、彼に声を掛けた.... 「全てを終わらせましょう....。 リオン....『マザー・ドロシー』のーーー」 するとリオンはそれを遮るように 「あぁ、ママの下へ行こう...。」 そう言い、自分が『ガレリアン’ズ』で あった事を認めた....。 「....リオンはリオンよそれ以外でも それ以上でもない...それを忘れないで...。」 「大ジョブだよ、リリア...僕は僕さ....。 そして僕でいるから...キミを守り....。 ママを打ち倒す...必ず!!!」 リリアは自分からリオンの手を取った... その手が離れてしまえばもう二度と 会うことが出来ないように感じたから... ギュッと....力一杯....。 「...扉...。」 『カイン』が倒れた事で 全ての管理ロックが外され 目の前のドロシーの間へと繋がる 道も開けた...彼らの短い様で長い旅は遂に 終着点に辿り着く....。 『めきゃきゃきゃきゃっっっ!!!』 肉が引きちぎられ、矧がれ落ちるような 奇怪な音と共に...ドロシーの待つ 『ゴットハンドエリア』への道が 少しづつ開け放たれて行く....。 「...行こう....。」 「...えぇ、先へ!!!」 奥へと進み、直接ドロシーへと アクセス出来る端末を発見した 2人へ唐突に暗闇から声が掛けられた...。 『お帰りなさい....私の可愛い 息子よ.....。』 『バヒュオッッッッン!!!』 突然!!!辺りを覆っていた闇が 取り払われ、そこには...巨大な 女性の顔が映し出された....。 「....お前はっっっ!!!!」 「この気配...悪寒...間違えなく...。 あの時感じた....邪悪な存在...ドロシー!!!」 激昂するリオン、その顔を睨み付けながら 少し震えるリリア....。 『...どうしたのです? プラン通りに実行しなさい?息子よ...。 それとも産み親であるハハに逆らうのですか? さぁ、そこの悪魔の子娘を殺すのです!!!』 「言いたい放題しやがって.....。 誰がてめぇに創られたガキだと!?! ...てめぇみてな、コンピュータの化けモンに 息子、呼ばわりされる覚えはねぇ...。 速攻でブッ壊してやるぜ!!!!」 頭を抱えながら吠えるリオンは、 リリアの片手を振り払い、両腕を 顔に向けた....が、 …次の瞬間!!!… 「がふっ!?!!」 「リオンッッ!!!」 リオンは血飛沫を上げながら、その場に 後ろから崩れ落ちた....。 『愚かな....我の意志に刃向かう 愚息め....寿命が訪れたのだよ...。 カインはそれなりに道具として役に 立った....お前の様なクズとは違い...。 まぁ、お前もこの娘を連れて来ただけ...。 価値はあった....。』 ドロシーの言葉、一つ一つに リリアは身震いした...後ろに倒れ込んだ リオンの身体を静かに床へと下ろした 彼女は立ち上がり、端末機に 手を置いた....。 『カヒュッッッン!!!』 「私は貴方を許さない....親が子供を 道具として扱う...そんな事が あって良いわけがないじゃない!!!! ....私の命と引き替えに...プログラムを 始動させるわ...無理でもね...。」 リリアは涙を流し叫ぶ!!! そして、決死の賭けに出た!!! 『Mother of the Dorothy』-break- (5.19.F) 「...ぉん....おん....リオン....。 おぃ起きろよ、りぉん....。 もぉ、おねんねなのかよ〜?」 誰だ?僕を呼ぶのは??? 僕はもう疲れたよ...お願いだから 眠らせてくれないか....。 「こっ...壊れてしまうよ...君の 大事なモノが....ねぇ...リオン...。」 どうでもイイじゃないか....!! 僕には、もう.... どうする事も出来ないんだから...。 「本当に...これでイイのね? これが貴方の望んだ...導き出した 結果、答えなのね、リオン...???」 ....キミのその声は...キミ達は!! ...僕は暗い...真っ暗な闇の中にいた ...そこは温度も感覚もなくて...只、闇が 覆う曖昧な場所...僕は漂っていた... その中でゆっくりと溶かされる様に... 「キミはリオンなんだろ?」 横にいつのまにか誰かが立っていた... 「...キミは...。」 「貫く事が辛いなら...キミがここまで 来る事は出来なかった、筈だろ? ...それともキミはこのまま漂って 消えるのかい???」 そこにいたのは『カイン』だった... 「カイン...僕は...そうだ、僕はーーー」 僕は彼女と約束したんだ.... 絶対に守り、共に未来を進む...と!!! 「...さよならリオン...。 そして、くだばれ『ドロシー』っっ!!!」 『しゅぱぁぁっっっ!!!!』 『リリア』がプログラムを発動しようと した、その時だった!!! 辺りから突如!!機械の触手が 出現し、彼女の身体を何度も打ちつけた!! 『ズキャッッン!!!』 「あぅ”っっ!?!」 リリアの華奢な身体は床へと叩き 落とされ...その後、一瞬で触手が 彼女に絡みつく!!! 『ビキュルルルルッッッ!!!』 『あはははっ....苦しいかしら??? 子娘...貴方の行動ぐらい読めますよ? それに私を止める事は何人も出来は しない...人間ごとき下等な存在 などにわね...くくっ、そのまま 生き地獄を味わいながら死になさい...。』 微量な電撃が触手を伝い彼女へと注がれる... 「いっいやぁぁっっっっ!?!!!」 全身に纏り付いている触手は リリアがいくら暴れようとも ちぎれる事なく、より締め付けを増す...。 『...ショート寸前まで追い込み それを続ける...そうすれば貴方も 廃人と化すでしょう...。』 グッタリとして既に悲鳴も 上げなくなったリリアを見下すように ドロシーは言い放つ...だが、ドロシーが 再び電撃を放とうとしたーーー …その瞬間!!!!… 「その汚ねぇ手をどけやがれ...。 くそババァっっ!!!!」 『ズギャギャギャギャッッッ!!!』 物凄い電撃が、リリアを捕らえていた 触手を打ち砕き、同時に 彼女の顔を焼き焦がした!!! 『むぎゃぁぁぁぁっっっっ!?!!!』 「さぁーって、反撃開始と行こうか?」 気絶寸前のリリアを抱き抱え 立ち上がったリオンは、そう言い放ち 片手を喚くドロシーへと向けた!!! 『Mother of the Dorothy』-final- (5.20.S) 『ボギャッッッン!!!』 追撃で放たれた衝撃波が『ドロシー』の 闇に隠れた本体部分を剥き出しにさせる!! 「...『リオン』...良かった.....。 生きていて...くれた....。」 「もう喋るな『リリア』...こいつは、 このクズは僕がブッ殺してやる...。 そこで見ててくれよ?な?....。 こいつが喚き散らしながら死ぬ様をよ?」 リオンはリリアの身体を入り口の扉に 持たれ掛けさせ、座らせると.... 「...おぃ、機械仕掛のババァ....。 最後のお互い命を懸けたバトルって 奴だぜ?....」 『おぉのれぇぇっっっっっ!!!!! 人間がぁ!!!私に神によって生み出された 消耗品の分際でっっっ!!!!』 本体を露呈されたドロシーは、 怒りを露にし、少年へ襲いかかる!!! 「気をつけて...リオン...。」 怒りに満ち言葉を放つ、彼女の姿は 上半身が裸の女性が、機械によって 浸食されているように見えた...。 『めこっ...めここっっ!!!!』 叫び声と共に彼女の周囲から目玉の様な 肉に機械が混じり合った風体の物体が 肉体から切り放され、更にーーー 『....不良品は自ら始末する....。 あはははっ命乞いでもするが良い!!!』 その意志を持った触手は浮き上がり 幾重にも彼を取り囲む様に出現する!!! 「...ほざぃてろ...一気に決めるぜ? ....お前らの“力”を貸してくれ!!!!」 リオンの背後から光の粒子の様な 輝きが溢れ出す...。 彼は、もう一人ではなかった...確かに 『ガレリアン’ズ』として元々リオンの コピーの1体...計画の為に生み出されたの かも知れない、だが...守るべき者も いる...やるべき事も....そして、今 彼女の呪縛から解放された者達も 側で彼の力となる!! 『????なっ!?!!なんだっ!!? この輝き....そんな...この波動はーーー 『バードマン』『レインハート』『リタ』 それに『カイン』までも!?!! この私に逆らうと言うのかぁっっっっ!!!』 「人間は...いや、命は玩具じゃない...。 ましてや、お前の思い通に動かす道具でもない...。 ....お前は生きているモノ全ての魂を 侮辱した....もぅ、失せろ....光となって!! 『超光太陽弾』.....ーーーーー 【バニッシュ・カノン・ストライク】っっ!!!」 『バギュルルルルルルルッッッッッ!!!!』 リオンの両手に集束された光は波動砲に 匹敵するほどの光を生み出した.... 『カヒュオオオオオッッッン!!!』 「消し飛べっっっっ!!!!!!」 そして、それを目の前のドロシーに向かい 彼は、全身の力を最後の一滴までも振り絞り 全てを込めて投げ放った!!! 『私は最強絶対の神なのだぁっっっっ!!! こんな....こんなぁぁぁものにぃいいい!!!』 光弾は、確実にドロシーを破壊ながら 飲み込んでゆく...そして、 「....リオン...とどめを!!!」 「...行くよ。」 不意によろめきながら立ち上がった リリアに向かい.... 頷くと、リオンは彼女が乗せた端末機の 上にその手をソッと重ねた....。 『やめぇっってっぇえ!!!!! かぁさんをユルしてぇっっっ!?!! あまぇさせてあ”げるからぁっっっ!?!!』 喚きながら許しを請うドロシーの声は もう彼らには届いていない....。 「「“ウィルスプログラム”発動!!!」」 リオンの脳から起動プログラムが始動!! それと共にリリアの脳からウィルスが 発動し、彼女へ送り込まれる!!! 『びきゅるるるるっっっ!!!!』 そして、ウィルスが送り込まれた、と 同時にドロシーを物凄い光が包み込みーーーーー 『ぅいぎゃぁぁぁぁっっっ!!!!』 彼女の脳を、中枢部分を完全に破壊した!!! 能面の様な顔が割れてそこから 目玉を纏った“核”がたまらずその姿を現す....。 「....ねぇ終わったわ...リオン...。 お願いよ...目を瞳を開けてりおん!!!!」 「..................。」 今、ここにマザー・ドロシーは彼らによって 完全に破壊された!!!! 『For anon’ter future』-if then- (5.21.S) 【最後…どうなったと、思う?】 |