≦それでも貴方の優位は揺らがない…。≧ |
(注※毎週土曜日午後6時までには大体更新されます!!) 「第3航空路に飛行船が停まっている 乗ったら入り口付近で待機しろ」 『パクノダ』は言葉のままに飛行船の中へと 乗り込み、そこで鎖に捕らわれた団長『クロロ』 そして『クラピカ』『センリツ』と出会う。 「お前達2人にそれぞれ2つ条件を出す」 動き出した死を運ぶ船、センリツの確認後 彼はまずクロロに“念能力の使用の禁止”更に “律する小指の鎖を刺しそれを肯定か否定か?”を 順ずるか?をパクに問う。 「OKよ」 言葉のままに団長の胸に小指の戒めが放たれ 「次はお前だパクノダ 1つ……今夜0時までに『ゴン』『キルア』を 小細工なしで無事に解放すること!! 受け渡しの方法は後で説明する」 続けて2つ目の条件“私のことについて一切 事情を漏らさぬこと!!”を提示し、受け取った 彼女もまた鎖を心の臓へと穿たれる!! 操作系の念能力者の事を案じ、危険性を 危惧したクラピカはセンリツの言葉に 確信を得て人質交換の方法を耳打ちする。 「あなたは自分の心音の矛盾に気付いていない…!」 仲間の幻影、倒錯する心は矛盾を現し 目の前の彼女すら細くする...しかも、蜘蛛は 頭を潰しても再生し、動き出す。 「もう…仲間を失うのは絶対にイヤだ!!」 心の葛藤が弱点となっていた事を見抜かれた クラピカのそれに気付くセンリツ...だが、 「クラピカ貴方はそれに気付いているでしょう!?」 「まずお前は仲間の元に戻り人質交換の 旨を伝える そして0時までに2人を連れて リンゴーン空港へ来い 仲間は連れて来るなどこへ行くかも言うなわかったな」 「ええ」 交渉は成立し、彼女は場を立ち去らんとする。 自らの矛盾が無駄な言葉を放たせ、クラピカは 彼女を巣穴へ戻す...が、帰還した彼女から 伝わった条件に『フィンクス』がキレ 「ガキ2人を殺して鎖野郎を殺りに行く」 その前を『マチ』が立ち塞がり...そして …死が訪れる…。 (2001.5.7(M)次回はちゃんと時刻どおりに掲載 んでもって解放と暗死!!) 時は少し遡(さかのぼ)る...車中、冷静さを 欠いた『クラピカ』は『団長』が飛ばす不敵な 笑みや発言に激怒し、何度も...血反吐で 拳が鮮血に染まるまで一方的に殴り付け 数回にわたるその後、『レオリオ』に肩を掴まれ 怒れる拳をどうにか止めた...。 「オレに人質としての価値などない」 言い放つクロロの言葉を裏付けるように 『センリツ』が思わず声を上げる。 「死を毎日側にあるものとして… 享受(自ら受け入れる事。)している音…」 悲鳴にも似た彼女の叫びはクラピカをも驚かせた。 「もう聞きたくない その人の音も!!あなたの音も!!」 しかし、掛ける声を失うクラピカへ自らセンリツ自身が 再び口を開きクロロが団長である事、そして まったく人質としての効果を持たない事を告げた。 “律する小指の鎖”を投げつけ『ウボォーギン』の 時の様に制約を与えんとする...が、 彼の問にクロロは冷静に 「ウボォーは最後に何と言っていた?」 そう答え、クラピカの心の脆さを露呈させる!! 「くそォ…ッ!!!」 決定的、意外な穴...クラピカの弱点は暴かれた...。 そして、迷わず皆で来い!!っと願う 団長の意志とは別に...暗躍する者が出現する。 「調べるぞ」 アジト...残された3人、メールが届いた兆候。 『ヒソカ』の思惑のままに『カルト=ゾルディック』 が 窓際に姿を現し団員を挑発する...見とれた2人へ 真後ろから冷たい視線が送られ...事態は急転する!!! (2001.4.21(S)次回、暗躍ゾルディック!!) 『フェイタン』『フィンクス』『シャルナーク』が 揃って場に現れ現状を『ノブナガ』より耳にした。 8人での行動を重視するシャルに対し 即座に団長『クロロ』の携帯を通しフィンクスへと 『クラピカ』から連絡が入る。 3つの指示、“追跡はするな”“人質の2人に危害を加えるな” そして、“『パクノダ』と言う女に代われ” しかし、彼の言葉に反意を示したフィンクスの愚考によって 「人質の2人はオレ達が来る前にかなり 暴れたようでな 2人とも何か所か骨折してるぜ」 クラピカの交渉は終わりを迎えんとする、が 嘘だと掛け直した事で、どうにか命懸けの交渉は続く。 当然、パク&ノブナガの拳がフィンクスを直撃し 只、一人呼び出された彼女は横の フェイタンのマイクを携帯電話から切り放し 離れた場所でクラピカの指示を受ける。 仲間と一切のコンタクトを絶たれたパクノダに 翌週...死が訪れる、場は“リンゴーン空港”。 後に10人が常に同じ場所に立つことを ノブナガに伝えた彼は携帯を彼女に渡し 新たな電話を用意しろ、っと告げ回線を切る。 一人無防備に出て行くパクを後目に追いかける 事を止めるノブナガ...しかし、仲間達が それに同意する筈も無く、対立するメンバー達... 不意に『シズク』が蜘蛛のおきてを呟き フィンクスとノブナガが、いがみ合う後ろで まじかる掃除機(謎)『デメちゃん』による奇襲を仕掛け 蜘蛛の心理を押し通そうとする。 『マチ』の感が今は従えざる終えない事を 証明していた...不意に鳴り響く電話のベル。 フィンクスはシャルナークの念携帯を使い 命じられるまま人質となった 『ゴン』『キルア』へと声を聞かせる 小細工を見破る能力者をゆうすクラピカの 不敵な一言が30分以内の警告と共に メンバーをアジトへ引き戻す...その頃 事態を知った残りの3人が2人『フランクリン』 『ボノレノフ』は仲間達の帰還を待ち そして、『ヒソカ』は自分の思惑のまま 「うーんアチラを勃てればコチラが勃たず<#heart>」 友人と呼べる、しかし有料を要求す 『イルミ=ゾルディック』に助けを求む... それは自らの代償としてか?もしくは...暗躍か? 一方、『ミルキ=ゾルディック』の方は!っと 言えば...「夜食 何食べよ…」っと言う具合に 本来の目的を見失いかけていた。 (2001.4.14(S)次回、死の選択!!) 団長がいない、団員達の心が揺れ 捕らわれた『ゴン』『キルア』は それが誰の仕業であるか、もう気付いていた。 『パクノダ』の左腕と奥歯は彼らに よってヘシ折られ、更に『マチ』の 肋骨も数本が粉砕していた。 不意にパクノダが口を開こうとした瞬間 『ノブナガ』がそれを阻止した、何故なら 彼女が“鎖野郎”=『クラピカ』に関する ゴンらの記憶を少しでも口にすれば 捕らえた団長の命を奪うと知ったから。 『クロロ=ルシルフル』がホテル受け付けに 女装していたクラピカの鎖に捕らわれ 連れ去られた画像を読み取ったパクノダは 自らに枷られた信託を思い出す... 『暗くてわずかに明るい日 貴方は狭い個室で2択を迫られる 誇りか裏切りかしか答えはでないだろう 死神が貴方の側でたたずむ限り』 『センリツ』の能力によって自分が 常に監視されている事を悟った彼女は 昔を思い出す...結成されて間もない頃の クロロに言われた台詞、手足は頭の指令に対して 忠実に動き命令を最優先に考える事、しかし 自らも蜘蛛の一部であるが故、自分の命を 優先する事は無い...っと。 クラピカの弱点を知るのは彼女のみ、 それ故に口を開いて良いものなのか? っと思い悩む、だがマチの言葉で 団員一同が会するまで口を彼女は閉ざし頷いた。 「つまりこの状態は予言するほどのこともない とるに足らない出来事というわけだ」 車中クロロの挑発的な発言に激昂するクラピカ しかし、それを冷静に受け止めてハンドルを 手に掛ける『レオリオ』の激が飛んだ...。 (2001.4.7(S)次回、死ぬのは...。) |
© 2001Ver, 何か用かよ…。