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『ペルソナ2 罰』 |
『前話までの抑えて置きたい大事なPoint』 ・「…私…あの子を…知ってる...???」 再びデジャ・ヴュの感覚が彼女の胸に痣を 浮かび上がらせる...。 第二十七話 CAUTION編 男の約束 「…オレ…おりゃ…憎い…にくぃ…にくぃい!!」 巨体を振るい襲いかかるカツテの クラスメートである人間...彼を変えたのは 誰でも無い、心弱き自分なのだ...。 『芹沢 うらら』『周防 克哉』 『桐島 英里子』らがスマルTVにて Wanglong千鶴と対時し終えた、丁度その頃 『南条』『舞耶』『パオフゥ』達も 遅ればせながら理学研究所中心部へと 足を踏み入れ、言霊により甦りし者と対面する... 「おめぇら?何してやがんだ...。 能力者から“JOKER”を分離する方法だの。 人工的に“ペルソナ能力”を発現する 論理的考察だとぉ?」 JOKERを分離する為の機具を前に 高みから一行を見下ろす『須藤 竜蔵』が 秘書『神条 鷹久』こと『神取 鷹久』に 向かい吠えるパオフゥ...しかし、 「大は小を切り捨ててゆく...どおりだ。」 彼は既に人質として『三科 栄吉』を 捕らえ銃口を向ける...大人しくDATAを 置き去れ...っと...。 ・本編では栄吉は途中で捕らわれてたりしますが〜 今更こんな説明は不要ですね-。 「てやんでぇ離しやがれぇっぇっ!!!」 「…羽虫くんのお蔭で大事な実験体が 全て逃がされてしまうところだったよ…。」 「『杉本』をドコにやりやがったぁ!!?」 栄吉の口を塞ぐように銃は構えられ その様子を見てパオフゥは手にしたノート型PCを 床に滑らせ明け渡す... 「私が切り捨て方を教えてあげよう」 しかし約束された身の保証は破棄されーーー 「神取...貴様ぁっっ!!!」 突き付けられたモノのトリガーに指で力が 込められ弾丸が打ち放たれんとした …その瞬間!!!… 『ジュキュゥッッッッン!!!』 「間に合った様だな...。」 唐突に彼らの後ろに存在した鉄の扉が開かれ 両者の間を分け隔てたと同時に弾丸がそれに 弾かれ火花が飛び散り、伸ばされた手によって 腕を捕まれた栄吉は扉の奥へと投げ飛ばされ 事なきを得る!!! ・自動イベントなのだよ。 「早く逃げろ!!」 紛れもなく彼らの窮地に駆け付けたのは あの“デジャ・ヴュの少年”『周防 達哉』 だった、彼は刀を振りかざし一閃すると 周囲の敵共を薙ぎ倒し一同に向かい叫ぶ!! 「達哉君...キミは何故...そんな...。」 「ちぃ!!!『天野』ぼさッとしてんじゃねぇ!! 坊ちゃんも、ほれぇ逃げんぞ?!!?」 機会を逃す事無く2人を連れて達哉の言葉通り 場を任せて飛び交う弾丸の雨中を 走り抜けどうにか地下駐車場まで逃げおおせた ーその頃ー 「フッ…」 「残すはお前のみだ...。」 大方かたずいた研究室では運命に縛られた 2人が当然のごとく対時していた 「どのみち彼らも君も、運命から逃れる ことはできんぞ?特異点の少年よ…」 「そうか…お前も魅入られたんだな…ヤツに …ならヤツに伝えろ…舞耶姉や皆は… 俺が守ってみせる…!」 『バシュォオオォォッッッッン!!!』 …さっきまでの騒動が嘘のように 静まり返った場で、お互いの神や悪魔の 姿を用いた心が発動される…。 第二十八話 CAUTION編 暗黙の見解 「もしあの人が本当に生きてるなら…『南条』君、 助けてあげて…あの人の苦しみをわかって あげられるのは、私たちしかいないから…」 『麻希』に託された言葉を 胸に『神取』と時を超えて再会した南条... しかし、そこにはあの時と変わらぬままの 宿敵の姿があった...。 「あんたら!!こっちだ!こっち!!!」 そこには無事に逃げおおせた『栄吉』が トレーラーに、捕らえられた者達を詰め込み 逃げようとしていた姿があった... 「...『達哉』君....。」 「やはり彼一人では...。」 1人場に残った達哉の身を案じ振り返る 2人の背中を押しながら 「アイツの事はほっとけ。 お前さん達よりよっぽど場数を踏んでいるし、 肝もすわってる…むしろ足手まといだろうぜ。」 『パオフゥ』は彼らの心配を流すように 言い放つと、自らトレーラー乗車口に手を伸ばす...が、 [ゴアアアアアアァァッッッ!!!] …その瞬間!!!… 「なっ!?何だっ...!!!」 巨大な澄んだ青色の怪物が地下の出入口を 塞ぐ様に銃火器を持った男達と共に姿を現す!!! ・VS“デビル杉本”&“レッドベレー”(2体)戦!!!では まずは凶暴状態でも倒せる“力”を 持っている事、初期ならやはり “ランドスパーク”による一撃が 周囲の雑魚も含めて強大なはず!! 一番の注意点は南条以外が全滅してしまう事!! それから初期じゃないのなら好みで殺ってネッ! [えいぎぢぃ〜!!!] 「おっ...お前は...杉本?...杉本なのかよ!?!」 栄吉に対する負の感情を募らせた結果... 彼は悪魔へと変異してしまったのだ!! 「ちぃぃいいーーーーガキは下がって やがれぇ...行くぞ『天野』『南条』!!!!」 「あはっ、ちょぃ栄吉君待っててネッ? 直ぐに済むから〜!!!」 『キュォオオオオオッッッ!!!!』 「...遅れを取るな!!!」 [ごぁがぁぁぁっっっ!?!!!] 『どぎゃしゃぁぁっっっん!!!!』 この事態に慌て蓋めく栄吉にウィンクを投げると 舞耶とパオフゥは一番印の彼に併せ “ペルソナ”を発動し合体魔法によって 一撃の下に敵全てを沈める!!! ・にゃは物語最後の方は完全にオリジナルです。 何でかって言うと、彼らもまた目覚めるからッ!! 物凄い岩石の来襲に横たわる怪物...だが、 [ぐごぁぁぁっえぎぢぃいいい!!!!] 最後の力を振り絞り栄吉を狙おうとする...が、 …その時!!… 『シュパァァッッン!!!』 南条の一閃が止めを刺す...しかし、 「何も…何も殺すことねぇじゃねぇか! てめぇらも、アイツらと同じ人殺しだ!!」 何を思ったか怪物に駆け寄る栄吉は 3人に向かい叫ぶ...すると、 「坊主、良く見てみな?」 パオフゥが指さした怪物が弱々しく呻(うめ)く 声が幽かに少年に聴こえた... 「!!...あんた...。」 「大のために…小は切り捨てん…昔、学んだからな…」 『ブロロロッッ!!!』 「出すわよ〜っっ!!!」 「おぃ、南条こいつの運転はやべぇーーーーぐぁ!?」 頭を下げた栄吉に向かい呟くと彼は トレラーに怪物を詰め込む様に指示し 遂に警備員らの集中放火を浴びる中、 理学研究所からの脱出を果たした!!! 第二十九話 BEHIND編 合流…そして、襲撃 「呪うなら自分を呪え!!!」 『達哉』の姿を型どったソレは猛々しく叫ぶ 「…俺は…貴様ぁっっっっ!!!!」 突如として蘇った記憶...虚しく空を切る斬撃が 闇に魅入られた彼に宣戦布告を告げさせる 『バシュォオオオオッッッッォン!!!』 「ひゃはははは!!!オレはお前が気に入って いるんだぞ?ん?有り難く思え? ...その腕の刻印を見るたびにお前は想う 憎悪に塗られた記憶と私の事を!!!」 徐に発動されたペルソナの拳が怒りに満ちた 達哉の激しい内面の高ぶりを示すように コンクリートで出来た壁を粉砕し行き場の無い 思いをぶつけた...。 時として真実は残酷な程、人間を傷つける... 「『Kei』...Sorry,わたくし達が せめて一足早かったら...。」 南条らが理学研究所脱出に手をこまねいていた その頃、一足先にスマルTVからホテルへと 『うらら』『克哉』『エリー』の3人が 『ブラウン』『ユキノ』らと別れ 戻ろうとしていた矢先、ソレは起きていたのだ 『ズパパンっ!!パンっパンッっ!!!』 ホテルの一室から銃声が鳴り響き 同時に黒い車が勢い良くホテル出入口から飛び出す 「わぁっ!?!危ないじゃなぃのさぁ!!!」 「これは...硝煙の匂い...まずぃ、まさか!!!」 「Boo Shit,まさか拠点をあの 短時間で調べ突いてくるなんて...!!」 引き殺され掛け文句を愚痴りながら うららもいきなり走り出した2人の後を追う... 「...遅かった....か...。」 「...まさか皆さんも...。」 「ぅわっああっこれって...ヤクザ映画 らしからぬ...情景じゃなぃ!!!」 しかし、時は既に遅く散々荒らされた部屋の中には 南条の部下2名が後頭部を打ち抜かれ 始末された屍が虚しく転がっているだけだった...。 ・本当は『松岡』ちゃんが目撃!! 「...ちぃ...やりきれねぇな...。」 不意に煙草をふかしながら『パオフゥ』が呟き その横で肩をガックリと落とした南条が フラフラと息の根の止められた死体の前に 歩み寄り脈を計る... 「およしなさい。 私が戻った時には、もう手遅れだった…… 忠告を無視して火遊びに手を出したのは貴方だ。 部下を殺すなら、もっと有意義に殺しなさい」 そんな彼に向かい松岡は優しくも厳しくもある 言葉を投げかけ...数秒の間の後 「………済まなかった。 事故処理を…頼む…。」 南条は覇気なく松岡に全てを任せた... 「あ〜ぁ、しかたねぇなぁ? アジトもなくなっちまった事だ...。 移動するっきゃ〜ねぇな?」 不意に場の空気を読んでか否かやさぐれ男が 一同にわざと聞こえる様に呟くと 「はぁ?パォあんた何を言って〜」 「あら、あれは〜“ケガレ”(だっけ?)のDisc!!」 いつの間にか手にアノMOディスクを持ち 部屋を出て行く。 ・うちの攻略のパォはカッコイイ系ですねぇ〜(笑) 「さぁ...もう、お行きなさい此処で 引いてしまえば貴方の為に消えた命が 無駄になってしまう。」 パオフゥの言葉に松岡は便乗する様に 最後まで部屋へ残った南条に言った 「松岡...お前...あぁ、解っている...。」 漆黒のソファーから重い腰を上げた南条は 階下で待つ仲間達の下へと決意を胸に 風を斬って向かって行く!! |