こ〜こ〜わぁ〜ペルソナのトロのことを主人公にした オリジナル小説が書いてあるとこで〜す。


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とろっトロで行こう!!

〜前回までのあらすじ〜

<横内健太>こと“トロ”は、
聖エルミン学園の仲間達と共に
『歩無』を倒すべく彼の創り出した
城に乗り込んで行った...また、そこで
3人で1チームを創り各々
別行動を取り中に進んで行った9人は、
それぞれの間を守る主と闘う....
そして...その頃
赤の扉を進んだトロ達の
グループは、『激炎の間』を支配する
『武丸 悠助』の待つ間へと進み、そこで
突如出現したコロシアムにて
悪魔『ウロボロス』と対時する!!




第64話 悠久の時 其の2 瞬殺

バテている“トロ”をその場に残し
藤堂』は『園村』と
共に突如、その場に現れた
竜王『ウロボロス』と対時する!!
[ウォォォッッッ!!!ここから
先を通すわけにはいかん...どうしても、と
あらば我を倒してゆくがよい!!]
「んじゃ、そうさせて貰いましょう!!
行くよーーー!!“ペルソナ”ーーっ
マソ』っ『柔の波』だぁ〜!!」
パヒュァッァッッ!!!
[うぎゃぁぁおぉぉ!!]
冷気の渦がウロボロスを取り巻き
周囲から凍結させてゆく...
「やるな!園村!!」
「えっへん!まぁネッ!!」
完全に凍り付いたウロボロスを見て
藤堂は、そう園村に向かい呟く...
「はぁはぁはぁ...あっ...
なんか少し涼しい風が来た〜(嬉)」
柔の波の冷気で暑さをどうにか
和らげた“トロ”は、その場から
徐に立ち上がると2人の下に
歩み寄ろうとした...だが、その瞬間!!
ピキッ!パシィッッ!!!
「うっぅわ〜っわわっ!!??」
ウロボロスを包み込んでいた氷に
ヒビが入り一瞬にして砕け散って
しまった!!

「うっ...ウソ!?」
「くっ!!園村下がってろ!!
ペルソナーーっ!!行け!!
青面金剛』『マハーガル』ーっ!!」
バヒャヒャッッ!!!
とっさに藤堂が放った魔法で
氷の破片からは、難を逃れるが...
[ククッ....人間め...あの程度の
魔法で我を討てると思っていたのか?
弱者に用わない...我に押し潰されて
死ぬがいい!!ウォォォーーー!!
メガトンレイド』ッッ!!!]
ドギャギャギャギャッッッン!!!
目の前には園村の魔法攻撃を
受けても平然とまた立ちふさがる
ウロボロスの姿があった...
そして、その巨大な身体をうねらせ
藤堂に攻撃を仕掛ける!!
「くっ!!!」
ドギャギャッッ!!!
ぎりぎりで攻撃を避ける藤堂だが
しつように追い詰めるウロボロス攻撃に
しだいに体力を削られゆく...。

「はぁはぁはぁはぁ...!!」
「うそ!!私の攻撃が通じない!?」
援護攻撃を繰り返す園村の攻撃も
空しく遂に、コロシアムをズタズタに破壊し
つつ藤堂の逃げ場を塞いだウロボロスが
止めに攻撃を仕掛けようとした、その時!!
「うっうあぁぁ!?」
「いやぁーー!!!」
ズッパァッァン!!!
[な゛っなにぃぃ!?!?]
バヒュウッッ!!!
「す...凄ぉーい!!」
突如ウロボロスは、頭から尻尾に
かけて真二つに両断され消滅した!!
「だっ...大丈夫ですか?...藤堂君?」
そして、その後ろには、汗塗れのトロの
姿があった....。



第65話 悠久の時 其の3 落魂

「よっ...『横内』!!....。」
“トロ”は『藤堂』に手を差し伸べると
その場から起き上がらせる...
「すっごぉ〜〜〜〜い!!トロ君!
君いつのまにあんな凄い事が
出来るようになったの〜!!」
すぐさま『園村』も2人の下に歩み寄り
トロを誉め称えた!
「あはっ...ぼっ...ボクは、たいした
ことしてないですよ〜。」
すると頬を赤らめて照れるトロは、
また顔から汗を流した....
「ふ〜とにかく助かったよ横内!
これからもたのむよ。」
藤堂は、逃げ回っていた時に
落とした剣を拾い上げると2人を
連れて『ウロボロス』がいなくなった事で
道が開けたコロシアムを抜け出て
また灼熱の迷宮を進んで行った...。

「...面白い...あのでぶ意外と
強い精神力を持っているみたいだな...
ふふっ...出て来いよ『凍花』...
まさか俺まで狙っているって事は
ないんだろ?」
3人がコロシアムを抜けたのを
確認すると『悠助』は、不意に
横目で柱の影に身を潜める人物に
話しかけた...
「...ふふっ...君の強さは、十分
知っているからね...手を出せば
私もただじゃ済まないもの...。」
その凍花と呼ばれる少女は、柱から
姿を見せると悠助にそう呟き
半壊したコロシアムを眺めた...
「派手にやってくれただろ?」
「ふふっ...そうね...。」
「『太』『美紀』『巳咲』は、始末
したのか?」
「えぇ...生贄になって貰ったわ...
それに他3匹も始末したわよ...。」
「そうか...ならばまた3匹追加
されるだろうな...。」
「期待しているわ...それじゃあ...。」
悠助と話し終えた凍花は、空間に
忽然と姿を消した...そして、
その場に残された悠助も燃え上がる
炎に身を包まれるとそのまま姿を
消してしまった...。

「また暑いわねぇ〜(まだまだ。)」
「そうだな〜(ちょっちキツイ。)」
「はぁはぁはぁ〜(もうダメ。)」
3人が更に迷宮の奥深くに
足を進めるとまた入り口にあった
ような赤い扉が現れた...そして
徐に扉を開け放ち中に入ると
そこにいたのは!!!



第66話 悠久の時 其の4 和也

「...よぉ...おそかったじゃ
ねぇか....『尚也』....。」
薄暗い部屋の中にいたのは....
「『和也』ーーーッッッ!!!」
「う...ウソ!?」
「誰????」
藤堂 尚也の兄....藤堂 尚也だった...
一斉に声を上げた3人を見て笑う
尚也が、指を鳴らすと同時にその部屋に
明かりが付き、まばゆい光が全員を
照らし出しす...
「懐かしいだろ?....ここは、
かつてあいつが作り上げた城....
そして、あいつが死んだ場所でも
あるんだぜ?...」
するとそこは、かつて『神取』と
戦った、だだっぴろい一室だった...
「なに驚いているんだ?....
辺土の俺が再びこの世に舞い戻った
としてもおかしくわないだろ?」
「また...俺と替わりに来たのか?」
「...誰なの?」
「???アレ...そっか...
トロ君はあん時いなかったもんね。」
2人の会話に1人ついていけない
“トロ”は、状況を飲み込めず
困惑していた...が『園村』が横から
説明をすると、ようやく事態を理解して
双子の兄と再び対時する尚也を見守った...。

「...お前はまだ、自分がなんのために
生きているのか...その答を出して
いないのか?」
和也は、尚也の質問に無視して自分の
質問に答えさせようとする...そして、
それを聞いた尚也は、和也を睨み
付けながらその質問にゆっくりと答えた...
「...それを探すため...あいつにも
...お前にも言った...これが俺の答...
俺の言葉だ....。」
「じゃあ...俺がここでお前を殺せば...
それが...お前の答の終着点になるわけだ...。」
「和也君!!まだそんな事を...。」
「...そうかもしれない....でも
俺は、お前に殺されてやれるほど...
大人じゃない...それに、自分の生きる理由...
そんなモノに縛られているほど...
俺は、....弱くない!!」
「...そうか、はははっ...ちゃんと
答を言えるじゃないか。」
「!?」
おもむろに尚也に向かい歩み寄る和也は、
そう呟くと、身構える尚也の肩に
静かに手を置く....そして...
「この前...お前にやったあの“ペルソナ”...
その強さは、お前の心の力に比例される...
さっき...俺に言った事を忘れるなよ...
じゃあな...尚也...。」
「まっ!?待て和也!!和也ーーっ!!」
耳元でそう囁き、笑いながらその場
から消えて行った....
「...あのヒト...藤堂君にもう一度なにか
伝えたかったんだね...。」
「あぁ...。」
「....和也君...。」
和也が消えた部屋にまた赤い扉が
現れる...早く先に進めと急くように...。



続く!!


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)C 1997 fat-boy@athena.dricas.com


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