こ〜こ〜わぁ〜ペルソナのトロのことを主人公にした オリジナル小説が書いてあるとこで〜す。


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↓にお話しは、増えて行きますよ。



とろっトロで行こう!!

〜前回までのあらすじ〜

<横内健太>こと“トロ”は、
聖エルミン学園の仲間達と共に
『歩無』を倒すべく彼の創り出した
城に乗り込んで行った...また、そこで
3人で1チームを創り各々
別行動を取り中に進んで行った9人は、
それぞれの間を守る主と闘う....
そして...その頃
赤の扉を進んだトロ達の
グループは、『激炎の間』を支配する
『武丸 悠助』の待つ間へと進み、そこで
『尚也』は悠助と対時するが...
激昂し冷静な判断の欠けたその攻撃を
軽く打ち破られ窮地に追い込まれていた...。




第70話 悠久の時 其の8 万象

自分の身替わりに攻撃を受けて
倒れる『園村 麻希』を見て
激昂する“ペルソナ”を封じられた
藤堂 尚也』は、怒り
任せに『悠助』を攻撃するが
冷静な判断がきかずに逆に窮地に
追い込まれてしまっていた....
跳ね飛ばされた剣を手にしようと
おもむろに手を伸ばすが、その前に
悠助の3つ又の矛による攻撃が
尚也を捕らえる!!
しかし、その瞬間!!
ガキョッ!!
「....また...無駄な事を...
君も...あとで相手をするのに...。」
「ダメだよ...藤堂君...
いつもの君らしくないよ....
園村さんなら大丈夫だから....!!」
トロ”が、その体型に似合わず
素早く悠助の攻撃の間合いに
入り込むと、矛による攻撃を
尚也の代わりに受け流した!!

「...『横内』....
いつもの俺?...。」
トロに言われて剣を手にして
起き上がる尚也は、左腕に走る
痛みで顔をゆがめる...
「2対1か....まぁイイだろう...
そのくらいのハンデがなければ
俺には勝てないだろうからな...。」
共に武器を構える2人に悠助は
そう呟くと唐突に矛で横を一閃する...
ひゅんっ!!
「うわわっ!?」
「ぐっ!?」
それを何とか受け止めた2人は、
左右に散って行動する...
「...定石だな...だが....
俺の前では、それも意味をなさん。」
それを横目で見ると
矛を素早く構えた悠助は、まず
傷ついた尚也を狙って攻撃を仕掛けつつ
「くっ...!!」
「....後ろ狙いだろ?」
「たぁーーッッ!!」
ガキィ!!
不意に後ろから鎌で斬りかかった
トロの攻撃まで受け止め、剣圧で
弾き飛ばす!!

「...無駄だな...藤堂尚也....
既に体力も底をついているのに...
何故、そんな無駄な事をするんだ...
歩無』の邪魔さえしなければ
命は、あったものを...。」
そして、更に攻撃を繰り返す
悠助は尚也にそう呟くと...
ガズッッッ!!!
尚也の攻撃を避けた、その瞬間に再度
左腕を攻撃し、しかも矛で貫き通し壁に
刺し付けた....。



第71話 悠久の時 其の9 偽善

「うぁぁぁっっっ!?!?」
ずぷっ...ずぷぷっ...!!
『尚也』の腕に突き立てた矛をさらに
奥に差し込み壁際に腕をぬいつけると
『悠助』は、それを見て臆する
“トロ”に向かって
「...何故...藤堂尚也を助けようと
するんだ?...お前には何の価値も
ないことなのに...答えてくれ...
お前は、何故助けようとする?」
そう呟き、答を待った....
「...ボクには...ボクには、そんな
こと良くわかんないけど!...
友達を助けるのは...と..当然の
ことじゃないかぁ!!」
すると、そう答えたトロに
悠助は、さらにこう質問する...
「では、友達でなかったら...
こいつを助けはしない...と
言うことか?」
「ーー!?それは...。」
それを聞いて黙るトロ....
「しょせんは...偽善者の戯言に
しかすぎないな...お前達の偽善が
時に誰かを苦しめる結果になると
言う事を教えてやる...ふふっ...
君が死ねば...藤堂尚也を助けてくれと
せがんだアノ女もそれが解るかな?」
悠助は、肩で息をして壁に持たれる
『園村』に向かいそう言い放つと
素早くトロの背後に回り込む...!!

「えっ!?...うそ!?」
「...一人減るが...かまいはしない
だろう...いでよ“ペルソナ”
猛将『ハゲネ』ーーッ!!」
バヒュゥゥッッッ!!!
そして、おもむろにペルソナを
発動させると真後ろから
ハゲネの持つ剣での攻撃を
トロに放った...が、その瞬間!!
ギャギャギャンッ!!
「...ほぉ..出来るなハゲネの
攻撃を受け流すとは...。」
トロの危機に突如ペルソナが発動し
デス・サイズ』がその
剣撃を手に持つ大鎌で受け流した...
「....あっ...ありがとう...。」
トロは、慌てながらそうお礼を
自分のペルソナにすると
後ろに振り返りながら手にした
鎌で悠助を攻撃する!!

「ふっ...本人は、どうあれ...
あの漆黒のペルソナには、注意せねば
ならないといけないようだな....。」
悠助は、トロ自身の攻撃は、軽く
避けると間合いを取り
トロの側から一旦離れた...
「はぁはぁはぁ...ーー!!?
藤堂...藤堂君!!しっかり!!」
そして、それを見てトロは、
その隙に尚也の下に駆け寄ると
3つ又の矛を尚也から抜き去り
必死に声をかける
「...さっ...サンキューな...
『横内』...はは...ざまーねぇや...
ペルソナが使えないだけで...
このざまかよ...!!」
トロの肩を借りながら立ち上がる
尚也は、くやしそうにそう叫ぶと
「....さっきは、友達だって
...その...ありがとな...。」
「えっ...。」
ついでにトロにそう呟き
自分の力で悠助に向かい再び
立ち塞がった!!



第72話 悠久の時 其の10 石碑

「...ここは俺がけりをつける...
わるいが『横内』は、手を
出さないでくれるか?」
「...うっ...うん『藤堂』君が
そうしたいんだったら...。」
尚也の言葉に返事を返した“トロ”は、
一歩後ろに下がり闘いの行く末を
見守った...
「ふっ...そろそろ魔法の効果も
切れるか...お互いの“ペルソナ”...
精神力の強さの勝負とするか....。」
ふたたび立ち上がった尚也を前にして
そう呟くと悠助は、わざわざ自分の
かけた魔法の効き目が既に切れかかって
いることを伝え不適な笑みを浮かべる
「...俺は、あんたを自信過剰だと
思うな...それに...心であんたに
負ける気はしない!!ペルソナーッ!!
行くぞ『アメン・ラー』!!」
ばひゅううっっっ!!
確固たる自信の元に闘う悠助に
和也』の残した心とも呼べる
ペルソナ、アメン・ラーを召喚した
尚也は、同時に召喚された
悠助のペルソナ『ハゲネ』に向かい
攻撃を放つ!!

「...真面目すぎるんだよねぇ...
あんたの彼さぁ...ねぇ聞いてるの?
凍花』ー凍花ーーっ!」
「えっ?あっあぁ...悠助でしょ?
イイのよ...彼強いし。」
歩無』が作り上げた
城の内部の一室で会話をかわす
凍花ともう1人の女性は、鏡台の前に
座り身だしなみを整えながら
会話を続ける...
「そっちの準備は、旨くいって
いるようね...。」
「えぇ彼らは、4柱神を司るペルソナ
抱える仲間ですもの...みっきー達の
ように弱くないのよね...。」
「そう...だっわね...ふふっ...
でも...油断すると...足元を
掬われるわ...用心しないと...。」
「凍花?...あなたらしくないじゃない?
彼らと我々は違うもの...大丈夫よ...
城へ繋がる扉を潜り抜けた彼らのお相手
して来るわね〜。」
「そう?...私は事実を言っているダケ
だもの...それじゃあ、行ってらっしゃい。」
整え終えた女性に凍花は、そう
あいさつをすると、鏡に映る
自分の顔を見て何故か笑う....。

ガギャギャギャッッン!!!
「どうした?やはり心も、その程度なのか?」
アメン・ラーの攻撃を全身に灰色の
コートを纏った様なペルソナ、ハゲネで
受け流すと、悠助は、残念そうに
そう呟き、剣撃を幾重の軌道に乗せて
放ちアメン・ラーに攻撃を加える!!
「うぉぉぉっっっっ!!!アメン・ラー
ヒエロスグリュペイン』!!」
キュィィィーーン!!!
だが、追い詰められつつも、悠助の
連撃を乗り切った尚也は、間合いを
取り、反攻撃魔法を悠助に向かい放つ!!



続く!!


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