こ〜こ〜わぁ〜ペルソナのトロのことを主人公にした オリジナル小説が書いてあるとこで〜す。


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↓にお話しは、進んで行きますよ。



とろっトロで行こう!!

〜前回までのあらすじ〜

<横内健太>こと<トロ>は、
また『綾瀬』に愛を告白するも
健闘空しく振られる...そしてその夜
何故か再度『フィレモン』と出会う ...。
次の日学校へ行くと教育実習生
『須藤 鈴子』が転任して来る。
その後、お昼休みになり”トロ”が
屋上で1人おにぎり等を食べていると
ペルソナ使いの女の子『朝倉 夢麻』
と出会う。
が、突然彼女はペルソナ
『リリム』を使い”トロ”に
襲いかかって来たッ!!!




第5話 学校に行こう! 其の3 『暴走』

『夢麻』のペルソナ『リリム』は、
”トロ”を挑発するようにわざと
目の前で止まりクスクス笑っている。
「...へぇ〜アナタ『リリム』を見ても
驚かないのね?何故かしら?」
『夢麻』は不思議そうに”トロ”の
顔を眺めながらそう呟く。
「まっいいわッあなたみたに何も
出来ずにブクブク太った男なんか
私のハーレムにいらないもの、
ここで死んでねぇ〜。」
そうキツイことを”トロ”に言うと
『リリム』の<毒の針>が
”トロ”目掛けて飛びかかって来たッ!!
とっさに右に避けようとするが...
「...うあぁあぁあッ!!」
反応の鈍い”トロ”は、左足の股に
針を喰らってしまった...。
「う〜ん何で抵抗するのかなぁ〜?
私に勝てる理由でもないのに?」
『夢麻』は、かなり苛ついている感じ
で”トロ”に言い放つ。
そして、『リリム』が
また<毒の針>を構える
”トロ”は、痛みに耐えながらペルソナ
を呼び出そうとする...でも
ペルソナは、出ない!!
『夢麻』は、最後だと言わんばかりに
纏めて5本の<毒の針>を
『リリム』に召喚させる...そして!!
「さよなら、『リリム』その”でぶ”
を殺してーッ!!!」
と叫ぶと同時に全ての
<毒の針>が放たれる!!
『ガガガッガガガッッ!!』
粉煙が当たりを舞う。
....「即死...ねっ。」....
『夢麻』は、そう言うとドアを開けて屋上から
去ろうとする...が、
「....い...」
後ろからかすかに声が聞こえる
「!?なっ?!?」
その声は次第にはっきりとして行く
「...言うな....」
驚き『夢麻』は、振り返り
思わず後ずさりをする
「何で生きてんのよ...。」
煙の中では”トロ”が立っていた
「あんたは今私が...ッ!!!?」
”トロ”を見て『夢麻』は、絶句する
そのまがまがしい姿に!
だが”トロ”はそれに構うことなく思いきり
「『でぶ』って言うなぁぁああぁーッ!!」
と叫ぶとまたお腹から『ペルソナ』を
出現させて『暴走』しその触手が
『夢麻』を掴むとそのまま
身体を高く投げ上げ屋上から
外に放り投げたッッ!!!



第6話 学校に行こう! 其の4 『誓い』

「いやッなにこいつッ!?離せッ!?」
”トロ”の触手に捕まれた『夢麻』は、
ペルソナを出現させるのも忘れて
暴れもがいている!
そして『夢麻』が再度
「離せぇぇッでぶッッ!!」と
大声で叫ぶと”トロ”は、触手を
『夢麻』を掴んだまま上空に上げ
「....死んじゃえぇぇっっ!!!」
と、言いながら校庭に向かって
放り投げてしまったッ!!
「うぁーーッちょっ!?いや〜ッ!!?
はなしちゃーーーッ!!」
流石に焦る『夢麻』
だが、
「ッッ!!『リリムゥ〜ッ』」
とっさにペルソナを発動させて
『リリム』の力を使いまた屋上に
舞い戻る!
「なにすんよッ!!バカッ!!」
半泣きで切れながら再度<毒針>
を放つ!...が、
「死ね死ね死ねッ!!!」
暴走している”トロ”のペルソナ
は、それを弾き『押し潰し』を
放ち『夢麻』を『リリム』ごと壁に
叩き付けた!!
『ドギギャギャャン!!!』
『夢麻』の身体はゴムまりの様
に壁から弾け飛ぶ
「...くぅ...はぁはぁ...そんな
私が...このんな..で..ぶにぃ...。」
最後の最後まで皮肉を言って
『夢麻』は、そのまま倒れこみ気絶した。
「殺す殺す殺すッッ!!!」
しかしそれでも”トロ”の暴走は、治まらず
お腹から出たペルソナが『夢麻』を
始末しようと近ずく。
だが、『夢麻』の身体を持ち上げ
放り投げようとした時....。
”トロ”は、あの時のことを無意識に
思い出していた...
「...ボクは、これで『綾瀬』さんに...。
そうボクは、もうこんなことを
繰り返して同じ過ちをしない
ように全ての記憶が戻った時誓ったんだ!
もう、人を傷つけたりしないって!!」
そう、”トロ”が深層意識から叫ぶと
『夢麻』を掴んでいた触手は、
消え去り”トロ”は、自我を取り戻した。



第7話 学校に行こう! 其の5 エピローグ

「...あの...大丈夫ですか?」
すっかり自分を取り戻した”トロ”は、
そ言いながら『夢麻』に歩み寄る
すると、
「......ぅ...う〜んっ。」
その声に反応したように『夢麻』は、
と、言って体をくねらせる。
「『夢麻』さん...?」
心配そうに”トロ”が『夢麻』の
顔を覗き込む、すると....丁度
タイミング良く『夢麻』の瞼が開いた。
『夢麻』は、”トロ”と目が合うと、
『いやぁぁぁあああぁぁッッッ!!
最低!!不潔!!!寄るな!!!
でぶッでぶッデブーーーッ!!!』
っと言って、おもいっきり”トロ”
を蹴り飛ばす。
「...はぁはぁはぁ...!!いった〜いッ!?
背中がいやぁ〜ッ死ぬ死ぬっ!!」
まだ、さっきの衝撃による痛みが
背中に残っているものの取り合えず
完全に意識を取り戻したようだ。
「...イタタっっ...。」
蹴り飛ばされた”トロ”が
蹴られたお腹をさすりながら起き上がった。
すると彼女も背中に手を当てながら
「...何でアンタ私を殺さなかったのよ!!
アンタみたいのに情けを掛けられるなんて...
一生の恥だわッッ!!!」
と、言って痛みを堪えながら立ち上がった。
「その...ボクは、...ご免なさい...。」
”トロ”はそう言うと
下をうつ向き黙ってしまった。
『夢麻』は、うつ向いてしまった
”トロ”を見ると、
「...ふっまぁいいわ私の負けよ...。
元はと言えば私がふっかけたんだし...
自業自得ね...。」
「..そんな...ボクが...。」
”トロ”がまた、謝ろうとすると...
彼女は、それを打ち切り話し始めた。
「...ヒトの心を私は、手にしたかったの
...そうでもしないと私...潰れそうだったから
虚勢を張っていないと...一人じゃ...。
...ーーッ!嫌だわ
私、何言っているんだろう...。」
そう言って少し涙ぐんでいる『夢麻』に
”トロ”は、優しく微笑みかけ、
「『夢麻』さんは、一人じゃないよ絶対!!」
と言って励ました。
すると彼女は、”トロ”を見て微笑みながら
「ありがとうッ...嬉しいな...
...ヒトは、外見じゃないのね...
アナタけっこうカッコイイかもねッ!」
と、言うと制服に付いたホコリを払った。
そう言われた”トロ”は、照れてぷよぷよの
頬を赤く染めていた。
粗方、身の回りのホコリ等を取ると彼女は、
”トロ”の前に行き、
「...改めて自己紹介ねッ私は、
タロットでは、『Moon』月を暗示する
ペルソナ『リリム』を持つ2年3組の
『朝倉 夢麻』ッ”ゆま”って呼んでねッ!」
っと、さっきとはまるで違った態度で
改めて自己紹介をして来た。
”トロ”も戸惑いながら
「ぼっボクは、2年2組の『横内 健太』
いつも皆には、何するんでもとろいから
”トロ”って呼ばれてるんだ...
だからその...好きなように呼んで下さい。」
と、自己紹介をした。
「...?ペルソナは、!?『スペルカード』は?
”トロ”さっき私をお腹から出たペルソナで
倒したのよね???」
「実は...ボク、ちゃんと呼べたことが
ないんだ...さっきのは、所謂暴走...。」
ここまで”トロ”が話すと、
『キ〜〜ィんコォ〜〜〜ん』
突然チャイムが鳴り響いた。
「そっか...お昼休みも、もう終わりね
また後で話しましょうねッ
あッ!!...でもその制服どうにかしないとねっ
じゃっまたね!!」
そう、”ゆま”は言うとさっさとドアを
開けて校舎内に入って行ってしまった。
「?その制服???....ぁあ゛ァ゛ッ!!」
良く見ると上着とTシャツがビリビリに
破けていてお腹丸出しの上もう少しで
ズボンとパンツまで...。
「どぅしよぉ〜〜〜ッ!!」
取り合えず”トロ”は、ドアを開けて校舎
に入って行った...。
「...あれ、俺こんなとこで何してんだ!?
やべっ!!もう授業始まってんじゃん!!」
どうやら、『キャンディボイス』の効果
も切れたらしく魅了されていた男の子も
ドアを開けて教室に戻って行った...。



...誰も居なくなった屋上に今、何物かが
降り立った...
どうやらその人物はさっきから居て
全てを見ていたらしい...。
そして、その人物は、
「...へぇ〜まだ居たんだ彼ら以外の
ペルソナ使いが...。」
そう言うとドアを開けて校舎内に消えて
行ってしまった...。



続く!!


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