【黄昏の夜明け】 |
『アテム』が閃光の未来へと消え去った …この直後!!!… 「見ろ!王の記憶の石版が…!!」 「石版が地中深く呑み込まれていくぞ!!」 「ボク達もここにいたら危険だ!!」 石版の崩壊が巻き起こり 『千年宝物』【ミレニアム・アイテム】全てを 道連れとし、地中深くへと落ち行く!! 「『遊戯』来い!」 「さようなら…『千年パズル』…」 冥界への扉の前にはあの『シャーディー』の姿が... 「王の魂を迎え入れたことで…千年アイテムも …その役目を終えたのです 二度と冥界の扉が開かれることはないでしょう」 『イシズ』はそう言うと眩しい 太陽の光が注がれる大地を遠目にする 一同を見据え...同じ頃 砂漠では『海馬』と『モクバ』が 場へと立ち尽くしていた...。 {これは特別な「王」の物語ではない… 誰にも物語はあり それは光の中に完結する物語だ…そして ボクの物語は始まったばかりなんだ!!} 〓遊戯王〓 此処に 完 ……………………And story's 「{君がいなくても……} ボクは負けない!!」 「ウハハハハハッッッ!!!!! やはり貴様はその程度の実力 再び始まった決闘王を懸けたデュエル! 一進一退の攻防の後、窮地に 立たされてしまう遊戯、だが 「フフッ…どうかな? 相棒……オレをがっかりさせないで …くれよ?」 …その時!!!!… 遊戯 VS 海馬の準決勝戦を見守る 少年の姿がーーーーーーー 「…きっ……君は!!」 「どの口が言う!!!…決勝で貴様を下すのはオレだ!!」 そう、転生せし魂は黄昏の夜明けを越えた 「フッ……決勝で…待ってるぜ!!」 そして、この物語は終わらない!!!!! (H・Pを立ち上げてから早、5年 その間、色々な事があったけど この遊戯王のコーナ〜をたずさって本当に 愉しかったです、途中苦労した時もあったけど それは良い思い出になりました(^〜^) 最初からとはいかないまでも、終わりまで関われて 本当に良かった、有り難う そして、さようなら遊戯王。 【2004.3.6.土曜日】) 「『サイレント・マジシャン』の攻撃!! サイレント・バーニング!!」 いよいよ訪れる最後の瞬間 「墓地より攻撃表示で蘇生し沈黙の魔術師を迎撃しろ!!」 しかし、それを只では許すわけのない『アテム』...いや 「もうひとりのボクは…最初のターン『オシリス』を墓地に…!!」 『闇遊戯』の勝利で、この決闘は幕を閉じるのか? 「オレの勝ちだ…」 だが、しかしーーーーーー ……その時!!!…… 「わかっていたよ もうひとりのボク…… ボクがキミならやはり…神を呼んだ…」 『遊戯』により禁断の黄金櫃が 封印を解かれ、中より呼応せしカード 「『死者蘇生』!!」 死者蘇生がその姿を現し効果を封じる!!!! 「ボクが『黄金櫃』に封印していた「死者蘇生」は 君も使用することができない… よってこのターン…オシリスの蘇生召喚は無効になる…」 消失するオシリスの天空竜... 「相棒は…オレの最後の切り札を読んでいた… オレを…越えたんだ…」 『イシズ』はこのカードを 冥界へと旅立つ王の魂への引導 別れの決意である切り札だったのだと語る... 「…く…」 …………そして、 「来い…相棒…」 「サイレント・マジシャンのプレイヤーへの攻撃!! サイレント・バーニング!!」 王のライフポイントは0と、なり 此処に最終決闘の幕は卸された...。 「オレの負けだ…相棒…」 アテムは少し照れた様に笑いながら 「う…」 「オレがお前なら…涙は見せないぜ!」 遊戯へと声を掛け、相棒から 「ボクは…弱虫だから… …ボクにとって…君はずっと目標だった… 君みたいに強くなりたくて……ずっと…」 得たモノを伝えた、それは 「お前は弱くなんかない…ずっと 誰にも負けない強さを持っていたじゃないか… 「優しさ」って強さを…オレは お前から教わったんだぜ 相棒…」 誰かを思う優しさ....やがて別れの時が訪れた 「相棒…闘いの儀を受けてくれた お前の勇気が…オレの進むべき道を示してくれたんだ…」 「…もうひとりのボク…」 「…もうオレは…もうひとりのお前じゃない… そしてお前は…誰でもないお前自身! 遊戯って名の…この世でたったひとつの存在なんだ!!」 「うん」 “ウジャト眼”が三千年の月日現世を さ迷いし王の魂を受け入れんとしていた 「ファラオの魂よ! ウジャト眼に王の名を!!」 別れを惜しむ人々の言葉が紡がれ 「本当に…行っちまうのかよぉぉ…うう あの世になんて行かねえでいいんじゃねえかぁぁ …てか行くなぁぁ!!」 「遊戯くん…」 彼の心を満たして行く 「その光の向こうにあなたにとって 帰るべき場所がある…それはわかっている… でも…その光は私達にとっての境界線でしかない… まだ…よく意味がわかってないの!! ずっと一緒に仲間だったあなたが突然… 私達の目の前から消えていくなんて… 意味がわからないよ!」 少女の慟哭が王の足を止め、だが 「『杏子』! わかんなくていいんだよ…わかんねえから 頭ん中で必死にそいつのことを刻み込むんだよ! そいつと過ごした時……感情… 絶対忘れねーように…!!」 アテムの未来を思う少年の心が再び 「杏子…『城之内』くん…」 王を再生の道へと歩ませた 「…アテム」 「遊戯!! 王だろーがお前は遊戯だ! 千年経とうがオレ達はずっと仲間だ!!」 光の道に姿を重ねんとする君へ.... 「ああ!!」 「決して忘れない…君を…」 「ありがとう…相棒…オレの仲間…」 最後の閃光で、アテムは本来の魂の姿を 取り戻し来世へと去って行った.......。 (次回、決闘王の称号!!って終わってしまいましたね 多分、こう書きたかんであろう最後を付け足します。) 「このモンスターで『ブラック・マジシャン』を倒す!! 出でよ!『破壊竜ガンドラ』!! ガンドラの特殊能力は場のすべてのモンスターを破壊しゲームから取り除く!! デストロイ・ギガ・レイズ!!」 しかし、究極破壊が開始されんとしたーーー ……その直後!!…… 「フ…リバース・罠発動!! 『聖なるバリアーミラーフォースー』!!」 絶対反射の防護罠が発動、逆にガンドラを打ち砕く!! 「リバース・カードをセット!! ターンエンド!!」 そして、決着の時が押し迫る...。 手札は互いに残り1枚... 「オレはリバース・カードを一枚セットし モンスター無しの『遊戯』が不利のまま 「闘いの儀」はこれにて勝敗が決さんとする、がしかし …その瞬間!!!!… 伏せ罠カード『マジシャンズ・サークル』が発動! ! 「ボクはデッキから 『サイレント・マジシャンLV0』を召喚!!」 この効果で互いのデッキから マジシャンカードを攻撃表示で呼び出す事が出来 「フ…『ブラック・マジシャン・ガール』召喚!!」 危機的状況は過ぎ去ったか、に思えた、がーーー ……次の瞬間!!!…… 王の永続魔法『マジシャンズ・クロス』が始動! 「攻撃力三〇〇〇!!」 またも『アテム』へ裏を かかれてしまうか、と思われたが、しかし ……その時!!…… 「 リバース・カード『天よりの宝札』発動!!」 攻撃を仕掛けてきた師弟子魔術師2人を サイレント・マジシャンLV5が瞬爆させた!!! 遊戯、残りライフ1000 アテム、残りライフ2500... 「もうひとりのボク…これがボク達の… ラストターンだ…」 遊戯はこのターンでこの闘いは終わると告げ サイレント・マジシャンへと攻撃を命じる、がしかし …この直後!!… 「蘇れ!!『オシリスの天空竜』【天空の守護者】!!」 攻撃力6000のオシリスが攻撃表示で 沈黙の魔術師へと牙を剥く...。 (次回、終幕のエンドフェイズ!!!) |
© 2004Ver, サイレント・バーニング!!!