こ〜こ〜わ〜封印されし章となっていた
『抱かれし3邪神編』の遊☆戯☆王Rの漫画の事を書いてまぁ〜す。


神の失墜


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お互いの―――――
「囚われた『杏子』をこの手に取り戻す!!」
大事な者を賭けての最終決戦は、遂に開始された
「奪われた『ペガサス』様を我が元へ…!!」
やがて、第一の邪神がその姿を現し
天位の騎士を打ちのめさんと攻撃を放ち穿つ。
「くっ…」
『闇遊戯』は、リバースカードの効果発動を留めたまま
『夜行』が場へカードを伏せる動作を
現状は、見守るしかなった。
「……………クク…ク…」
次のターン『ビック・シールド・ガードナー』で
『イレイザー』からの攻撃を防ぎ切らんとする
彼を嘲笑いながら、この邪神の持つ本来の
特性を発動させる為、自ら邪神イレイザーを
生贄として捧げ、フィールド全てのカードを
宵闇へと送り出し、神属からの影響で
攻撃力を300ポイント跳ね上げる
軍神ガープ』を呼び出し、ダイレクトアタックで
闇遊戯のライフを2500削り取る!!
「じ…『邪神アバター』!!
すでに…夜行の手札には邪神アバターが来ている!」
『月行』の叫び声と共に
最凶の邪神の存在が浮き彫りとなる、がしかし―――
…………その瞬間!!!!!!…………
これはお前のイレイザーの効果によって
墓地へ送られた伏せカード!
クロス・カウンター・トラップ』!!

リバースカードの効果が発動・相手の効果により
墓地へとカードが置かれた際
手札から罠を1枚発動出来る、このトラップで
ダイレクトアタックを受けた瞬時
場へと僕がいない事を条件として
冥府につづく階段』が起動、邪神を
突き崩すべく冥府の使者
ゴーズカイエン』が
特殊召喚されるのだった。
「だが…」
この時、『海馬』の頭によぎったのは
先の敗北の光景だった。
場へとカードを1枚伏せ闇遊戯は
当然のごとくゴーズで軍神を撃破し
ダイレクトアタックで夜行を抹殺せんとするの、だがしかし…
「リバース・カードオープン!
罠『敵襲警報』!!」
効果で手札から特殊召喚された―――
「敵襲警報で邪神を呼び出せば冥府の使者1体は
倒すことも可能…何故テルスを盾としたんだ?」
小天使テルス』が決着を阻み、そして
「オレのターン…
手札より――――魔法カード『増殖』発動!!」
彼の、この疑問は直ぐに紐解かれて
形を成して露となった、そう………
!!
テルスの残した羽トークンが3体に…」
最愛なりし最強なりて最上の…
邪神の降臨によってッッ!!!!!

暴虐の邪神』【ドレット・ルート】・『消失の邪神』 【ヴァニシング・イレイザー】
「オレの持つ「ネ申」の対となる
暗黒の太陽神…」
―――これら2体よりも上位の邪神
化身の邪神』【ヴァール・アヴァター】が
ヒハハハハ
邪神アバターは場に存在するいかなる
モンスターをも凌駕し永遠に君臨し続ける!!

遂にその場へと姿を現し、フィールドで
もっとも強きモノへと変貌する。
「あ…『杏子』!?」
杏子の魂すらも邪神は取り込みやがて
冥府の使者ゴーズ・アヴァターラが召喚された。
邪神アバターの攻撃!!
冥府の使者カイエンを撃破!!

闇遊戯の残されたライフポイントは、これで
99となってしまった。
「……」
邪神に魅了された夜行は、場へとカードを1枚残し
対戦者である、闇遊戯を挑発し続ける。
「手札を一枚墓地へ送ることで
THEトリッキー』特殊召喚!!」
しかし、それを物ともせず
彼は更に追撃の魔法カード『ユニオン・アタック』を発動!
団結攻撃を行い邪神を討伐せんとする・が―――
「魔法カード『力の消失』!!」
マジック・ソード・フラッシュが完全に
決まらんとした―――
………その瞬時!!………
「何!?」
モンスター1体の攻撃力は0となり
結果、ゴーズだけがアヴァターラに
始末され逆にライフを失う結果となる、故に
「オレはこのビルにおけるキサマのすべての
デュエルをチェックしていた
オレの見た所…キサマのデッキの中で
邪神を攻略出来るカードはユニオン・アタック
ただ一枚のみだ!」
今の邪神はトリッキーを化身とし
攻撃力は1となり、彼はそう付け加えた。
「……オレは伏せカードをセットし―――
ターン終了…」
やがて、大きく夜行は再び顔を歪ませて
笑みを作ると自ターン、手札より
デビルズ・サンクチュアリ』を発動
彼のライフをそのまま攻撃力へと
移し変えるメタルデビル・トークンを呼び寄せ
同様に攻撃力がもっとも
高いモノへと姿を変える化身の邪神も
闇遊戯ではなく、『遊戯』を形取るのであった。

トークンを使い非情な攻撃を
仕掛けんとする夜行への抵抗をリバース・魔法
光の護封剣』で行うと
次ターン『モンスター回収』により
攻撃力が0となったトリッキーを回収して
手札を5枚補充する闇遊戯。
「フィールドに伏せカードを
2枚セットする!
これでターンエンドだ…」
メタルデビルをライフを1000支払い維持し
魔法解除』を使用し
結界を打ち破りし彼は、アヴァターラ・遊戯を
自らの復讐へと重ねて攻撃を行わんとする、が
「もう一人のボクはボク自身の
可能性を広げてくれる存在なんだ!」
それを完全否定する様に
相棒として遊戯は、姿を現し―――
オレの怒りの具現である
この邪神の畏怖と戦慄に屈しろ!!
いくぞ戦闘フェイズ!!

「夜行…邪神がキミの怒りの姿だというなら…
ボクがすべてを消し去る!!
立ちはだかる、邪悪で醜悪なる怒れる神を
「漆黒の闇に沈め遊戯!!」
「決着にはまだ早いぜ!
伏せカードオープン!
罠カード『影の衛兵』の効果により―――
衛兵トークンが守備体勢で2体出現!!」
―――打ち砕かんと
「くだらん!!
そんなカードで邪神の攻撃を止められるか!
リバース・カード!
バーサーク・モード』!!」
“結束”する事で受け継いだ力の「剣」を今
キサマに与えた
その最強の剣で邪神に止めを刺せ!
遊戯!!

その手に解き放つッッ!!!
「リバース魔法!
死者蘇生』!!
オベリスクの巨神兵』蘇生召喚!!!」
「フン…だからどうした…
たとえ「ネ申」であろうとも邪神は
その身を映し取る!
見るがいいキサマの「ネ申」を凌駕する
邪神オベリスク!!

そもそも衛兵トークンを攻撃されれば
終わってしまうと嘆く月行を
横目に海馬は、夜行の持つ全ての目論見が
崩れ消え去る前に、こう言い放つ。
「ネ申」を甘く見るなよ月行…
オベリスクはたとえ相手のターンといえど
最上級能力によって攻撃を仕掛ける事が出来るのだ!

「オベリスクの特殊能力発動―――――
〓攻撃力∞〓
ソウル・エナジーMAX!!」
やがて、同様に攻撃力が無限大となった最上級位の邪神は
攻撃を放つ、その刹那………
「月行よ…オレは夜行を―――
倒すぜ!」
「(それは…夜行の成長を止めることでもある…)
…お願いします
遊戯さん!あなたなら…夜行を止められる……」
オベリスクは、夜行の兄・月行の所有していた
唯一何者をも進化させる魔法『神の進化』により
新たな級位を授かり、『真祖・オベリスク』へと
階級を飛び抜けファラオを司(つかさど)りし
“力”を得て――――
いくぜ!!
真祖・オベリスク・
ゴッド・ハンド・インパクト!!!
始祖神となり宵闇と共に、夜行へと巣食いし
邪心をも同時に打ち砕だくのであった!!!

(次回、開闢(かいびゃく)の闇。)



遊★戯★王 最終戦Special price

冥府の使者ゴーズ44330098
エンジェル0756784842

漸く『杏子』の元へと辿り着く
『城之内』と『本田』は
装置に座する彼女を無理矢理
引き離そうとするのだが、『モクバ』から
指示が入り邪神を無力化、つまり
打ち倒さなければ、心の連結が途切れず
廃人として生きる事となると
叱咤・注意され『遊戯』と『夜行』のデュエルへと
運命を委(ゆだ)ねるしかない事を
憤(いきどお)りながらも、彼の勝利を
信じモニター越しに眺めるしかなかった。
夜行!!
哮(たけ)る『闇遊戯』は、膝を落とす
『海馬』へと声を掛けるも彼は
邪神の毒気に当てられただけと、吐き捨て
自ら其(そ)を倒すものであると
宣言し立ち上がり、決着を見据える。
「『ペガサス』様は
私のことを「完璧」なデュエリストであると…
仰った訳ではないのだ…」
『月行』は初めて自分の中で燻(くすぶ)っていた
感情を露にし、自身が完璧だからではなく
その成長を終えたデュエリストであり、後ろから
追い迫る対戦相手達に脅威を感じていた事
キサマから…
そんな言葉を聞いた所で何の慰めにも
なりはしない!!

そして、最後に夜行こそが
さらなる成長を行い最上の決闘者と
なり得るものなのだ、と吐露するのであった。

だがしかし、夜行の心には
月行の言葉は届かず―――
「オレが「光」を手に入れる
R・A計画はまだ生きている…」
闇遊戯が負ければペガサスが
夜行が敗北すれば、杏子が………
遊戯!
オレが認めた誇り高きデュエリスト…
あの紛い物の神に敗北するなど
断じて許さん…!!

お互いのプライド、大切なものを
賭けた最後の決闘は、海馬の発破が
放たれると同時に開始されるのだった!!
「行くぞ夜行!!」
闇遊戯の先攻。
磁石の戦士・α』を守備表示で召喚し
場にカードを1枚伏せターンを終えた。
「オレは場にカードを一枚伏せ――
さらにこのモンスターを召喚する!!
神獣王バルバロス』!!!」
続く、夜行。
バルバロスを召喚し、彼のモンスターを軽快に撃破
する...が、その瞬間―――
「ならば!
リバース・カード・オープン!!」
罠『魂の綱』が発動し、ライフを
1000支払い『キングス・ナイト』を召喚
更に、ターンが移り変わり
闇遊戯は『クィーンズ・ナイト』を召喚し
両者が揃った事で『ジャックス・ナイト』を
呼び出し、神への布石を一歩先に投じるのであった。

絵札の3剣士の攻撃力では
バルバロスを倒せない。
彼は場へまた1枚伏せるとターンを終える。
「神を呼び込む絵札の三剣士か……
だがこの神獣王の攻撃を受けて生き残れるか!?」
当然、神を呼び出させない為に
これらの破壊を遂行せんと
攻撃を行わんとする夜行、だがしかし――
……この瞬間!!!!……
「フフ…神に脅えるな夜行!
リバース・マジック発動!!」
伏せマジック『融合』の発動で
天位の騎士『アルカナ・ナイトジョーカー』が
出現し、神の獣たる王を撃砕する!!
「遊戯…「神に脅えるな」…だと?
キサマこそ…迫り来る邪神の鼓動に脅えるがいい…
リバース・罠・発動!!
レベル・レジスト・ウォール』!!」
が、それで切り抜けられるほど
甘い決闘ではなく―――
「(一瞬にして3体のモンスターを場に揃えた…!)」
罠の発動で、夜行の場へと
3体のモンスターが産み落とされ、しかも
また新たなモンスターが守備表示で
使役されてしまう、これは確実に邪神降臨への
布石であると理解する彼だが、成す術はなく
敵を1体葬り去ると、場へカードを1枚伏せ
敵の出方を待った...。

クク…ク
クヒヒハハハハハァァ

遊戯ィィ!!
その身で「邪神」を味わえェェ!
ハハハハハオレのターン!
3体の従属神を神への供物とし―――――――――
邪神イレイザー』召喚!!!」
遂に3邪神の1体が
その姿を現し、王の前へと立ち塞がる。
「これが…第3の邪神…イレイザー!!」
邪神イレイザーの攻撃力は
相手の場にある全てのカードを対象として
1枚につき攻撃・守備力を1000ポイント跳ね上げる
能力を持つ、現在は4枚のカードがフィールドへ
現存する為に4000ポイントの攻撃・守備力で
闇遊戯が使役する天位の騎士へと―――
「-ダイジェスティブ・ブレ―――ス-!!!」
襲い掛かるのだった!!!

(次回、ネ申VS牙βネ申。)



「よーし…
モーター・パーツ2体を
生贄にして―――――
オレが召喚するのは!
デモニック・モーター・Ω』!!!
さらにテメーの場にある
『エンジン・チュナー』の効果によって
攻撃力3800!!
邪神の攻撃力を上回ったぜ!!ワハハハハハ」
城之内クラッシャーが炸裂し
遂に邪神は永久(とこしえ)の闇に消え去らんとする、が…
「やりやがったな……」
邪神の鎌首が、地へと伏せし―――
……その瞬間!!……
場・全体を『イレイザー』の漆黒の血液が
包み込みやがてプレイヤー達をも飲み込んで行く。

「オレはターンエンドの前に
カードを一枚伏せ―――――」
オレ…様のター…ン…
ま…魔法カード…
ニコイチ』…発動…!
フ…ヒヒ…このカードで
墓地から…呼び寄せるモンスター…は……

ニコイチの効果で蘇りし
デモニックの攻撃をリバース・トラップ
悪魔のサイコロ』でどうにか
ライフ600で乗り切り自ターンを
迎える城之内は、闇の渦へと飲まれた事で
『キース』や『天馬』の気持ちを体感し
今の一撃で正気を取り戻すと―――
と・ある決意を持ってカードをドローする。

「脅えるなキース…
今…オレが救ってやる!
鉄の騎士ギア・フリード』を召喚した彼は
城之内ィィ――――――――っ!!
キースの胸を貫く様に
敵モンスターと共に闇を振り払った。
「ソリッド・ビジョンの一撃ってのは
肉体の痛みは感じない…
だが決闘者ならこの一撃に痛みを感じるハズだぜ!」
敗北して尚、ブラックデュエル・ディスクを
投げつけ、勝負を続けろと叫ぶ男へ
く…っクソがァ…
「今は…
復讐鬼みたいになっちまったがよ
お前だって最初にカードを手にした時は
違ってたハズだ…
ただ…ただ純粋にデュエルを楽しんでいた
そんな頃が―――」
そう、諭すかのごとく喋りながら
デッキから因縁深き罠カードを取り出し、こう続け
「このカードで純粋に
デュエルを楽しんでいた頃の心を取り戻して来いよ!
復讐鬼じゃなくて決闘者として
オレの前に現れた時は…いつでも闘ってやるぜ!」
手渡し、最後のデュエルが開始せんとする
決戦の場へと急(せ)いて、キースを置いて
走り去って行った。

(次回、最★終★戦。)



く…
邪神『イレイザー』の攻撃で
攻撃の要である『ギルフォード・ザ・ライトニング』は
打ち倒されてしまった、そう・今や
砂上の楼閣である、『城之内』が敵を倒す術は
一切持っていないのだから...。
「今の邪神の攻撃力は2000ってところだ!
ホラホラァがんばりゃ倒せそうじゃねーの!!」
『キース』の挑発に怯みながらも
自ターンこの戦いの切り札となり得る
魔法カード『ハリケーン』を発動するも
「……バカが!
リバースマジック発動!
魔法除去』!!」
即座に希望は断ち切られてしまうのであった。
「ちくしょー!」
「(邪神イレイザー…
オレ様のしもべのくせに相手の出方によって
能力が変化する…まったく…ブザマなモンスターだ…)」
城之内の憤慨を他所に
キースは生還当時の出来事を思い返していた...
そう彼は、この邪神と『天馬』の力で
あの罰ゲームより生還した事で
イレイザーの敗北は即ち、自らの死であり
それが天馬へと
従わざる終えない関係を生み出している事が
我慢ならないのだ。

しかし、憎しみを重ねれば重ねる程に
邪神とキースの不の力は
相乗効果で増して行く。
「オレのターン!
邪神の攻撃!!
城之内にダイレクト・アタック!!」
これで城之内のライフポイントは
1600まで引き下げられ
故に、キースは勝利を確信する…の、だが
「(オレを恨むんならオレの所に
タイマン勝負に来りゃいいんだ!
杏子』をさらったり
海馬のビルを乗っ取るように
しむけやがって…クソがぁ…
こんな奴に負けられっかよ!!)
オレのターン!!
憎しみだけを背負い、他者をも
巻き込む姿勢に腹を立てる彼は
邪神の攻撃力を上げる事になると
知りつつ場へとカードを一枚伏せ
ターンを終える、同時にドロー後
攻撃を叩き込まんとするキースが
攻撃宣言を終えた―――
………その瞬間!!!………
「もう一度喰らいやがれ!!
オレのターンの攻撃!
ダイジェスティブ・ブレース!!!」
「罠・魔法発動!
墓荒し』!!
テメーの墓地にある
『モーター・バイオレンス』を頂くぜ!!」
墓荒しが発動し邪神の攻撃は
『エンジン・チューナー』の効果を
受けたモーター・バイオレンスに命中
ライフは300しか削られず、しかも
モーター・パーツが2つ場へ残り
それが新たな僕を産み出さんとする!!

「ケッ…上級モンスター召喚用の生贄を
与えちまったか…
だがよ!
オメーの手札に
ギルフォード・ザ・ライトニング以上の
攻撃力を持ったモンスターがいるってのかよ!」
「……オレの所には無いが…
テメーの手札はどうだ!?
このままでは、僕は呼び出せない、が
魔法カード『サモン・キャプチャー』の効果により
キースの手札からモンスターを通常召喚可能とした事で
城之内は切り札を越える切り札を手にする、の・だが――
「フン!
まァいい…
邪神で勝った所でつまんねーと
思ってた所よ!」
攻撃力3800の強大な機兵が
邪神を破壊せんとするも、男は不敵な
笑みをこぼし激突を眺めるのだった。

(次回、最後と逆転の結末。)



「まったく使い方も分からねエーのか!
このド素人が!!」
ちょろまかした『時の機械-タイムマシーン-』で
呼び出せしは―――
「バーカ!!
さらに魔法カードを発動してんだよ!」
光速の騎士、だが撃破後敵は再び
パーツを2つ場に残すのだった…。
「このガキ…俺のカードを…」
押せ押せの雰囲気の中で
『城之内』は『キース』の持つ
ブラック・デュエルディスクをこの
決闘に勝利したら頂くと宣言し
姑息にも、あの時のごとく
リストバンドへと仕込んでおいた
カードを引き抜き、場に
伏せた瞬間、ディスクの違法警報装置が作動して
無効認識され、戸惑う敵の攻撃表示パーツを
斬り壊し撃破するのだった。
「(あのお坊ちゃま、よけいな物
作りやがって…
やりにくいったらねーぞ…!)」
一気にライフは1000まで
落としたキースを尻目に
場へ、罠『確立変動』+魔法『時の魔術師
2枚を伏せ、ターンを終えた彼は
不適に笑いながら相手攻撃ターンを
待ち望むのだった。

「……決闘者の王国では
マグレで勝ちを拾ったクセに…
えらく鼻っ柱が強くなったもんだな…」
この城之内の
笑みを消し去らんとするキースは憤怒し
パーツを生贄とし
モーター・カイザル』を召喚
次いで場へと伏せカードを
1枚残し、攻撃せずターンを終える。
「このターンで終わりにしいてやるぜ
キース!」
大見得を切っておいての無様な
さまを一蹴し、罠&マジックの発動を
彼が始動せんとした、の...だが
……その瞬間!!!……
「『カード・ヘキサチーフ』!!
オメーの伏せカードは場に固定される!」
相手の魔法が先に起動し
場のカードを封じ込める、しかし
『ギルフォード・ザ・ライトニング』の攻撃は
止まらずモンスターは撃破される、が
「つまらねェ悪あがきしやがって…
だがライフポイントは削ってやったぜ!」
「バカが…
オメーこそ目ん玉ひんむいて
よ―――く見るんだな!
リバース罠『スクラップ・ガレージ』!!
こカードによって墓地から
モーターモンスターを3体すべて場に戻すぜ!
ただし攻撃力・守備力はすべて「0」になるし
特殊能力も無効になるがな!」
罠の発動と共に、セメタリーより
モーターモンスターが3体場へと舞い戻り
それは――――
拝ませやるぜ…
邪悪なる「ネ申」ってヤツをよ……

邪神を呼ぶ引き金となる!!!

「じゃ………邪神…だってェ!?」
遂に3体目の邪神が
その姿を表した。
ワハハハハハ
こいつは『邪神イレイザー

オメーのお仲間の『遊戯』が
持っているという
「ネ申」と同じモンスターだぜ!!

そして邪神イレイザーの攻撃力はオメーの場に出てる
カードの数×1000!!
つまり今は邪神の攻撃力は3000って所か!」
敵の全ての布石は、此処にあったのだ。
「(ヤロー…そのために
この伏せカードを場に封じやがったのか…)」
喰らいやがれ城之内!!
-ダイジェスティブ・ブレス-!!!

(次回、消える奇跡の命。)



『キース』は、自らが蘇りし時に
『ペガサス』の魂と知り合ったと
嘘を付いて『夜行』を唆(そそのか)し
彼ら全てを自らの復讐の為に巻き込んだのだと
ネタを明かして見せ『城之内』を挑発する。
「くだらねェマネしやがって…」
威圧する様に視線を向けた彼は
先攻を奪い、伏せカードを1枚置いて
リトル・ウィンガード』を召喚。
「ククク…オレのターン…
カードを一枚付せ…
モーターシェル』守備表示!!」
キースの威勢とは裏腹のデュエルを
罵る城之内は、このまま押し切らんと更に
モンスター『パンサー・ウォーリアー』を召喚し
攻撃、だがしかし・その瞬間
キースの装備魔法カード『エンジンチューナー』が
モーターシェルへと装備され
効果により守備力の半分を攻撃力として
パンサーを迎撃、彼のライフを200削り落とす。

「くそっ…
伏せカードを一枚セットして
ターンエンドだ!」
城之内を素人決闘者と罵倒しながらも
復讐戦を勤しむキースは、次ターン
場に一枚伏せ、ウィンガードを攻撃
しかし魔法『モンスターBOX』の効果で
攻撃は無効化され、逆にターンエンド後
上級モンスター『聖導騎士イシュザーク』を
呼び出した城之内により、返り討ちに合い
撃破されライフを100失う...が
「だがな…モータシェルは
場に「部品」を残していくぜ
さらに装備カードも場に残り続ける
ククク…新たに装備するモンスターを待っているワケだ!」
場には、1つのパーツと装備魔法が
不気味に残り続けていた。
「オレはさらに一枚伏せカードをセットして…
ターンエンドだ!」
キースは、自分のターン。
パーツを生贄として『モーターバイオレンス』を生み出し
チューナー効果で攻撃力を2700まで跳ね上げ
イシュザークを攻撃せんとする...。

だが、攻撃が繰り出された―――
……その瞬間!!……
「バカな…!!
そいつはオレのカード…オメー…」
罠『時の機械-タイムマシーン-』が起動し
攻撃は一時停止となり――
「ん!?
オレが今発動させたこのカードか?
決闘者の王国で闘った後…
テメーはデッキをほったらかして
どっかに行っちまったじゃねーか
そん時にちょろっとね!」
追撃のマジック『テイク・オーバー』の発動により
8ッ星の最強剣士『ギルフォード・ザ・ライトニグ』が
イシュザークとの交換で特殊召喚され
フィールドへと降臨し、モーターバイオレンスを
一撃のもと切り裂き灰塵とする!!!

(次回、イレイザーを超える者!!)



「『遊戯』!助けて…」
消え行く『杏子』の意識、だが
泣き崩れる暇はもう、残されていない。
「もう一刻の猶予もない!!
行って『夜行』をブッ倒すんだ!!」
デュエル・リング・サーバーへと到達していた『城之内』からの
叱咤激励で眼を醒ます彼は、同じ様に
絶望する『月行』と共に、再び闘いの場へと
向かうのだった…
「敗者復活戦があるとは聞いていないが……
辿り着いたのなら無視できんな!」
だが行く手を阻む、新たなカードプロフェッサー
どけ!!
オシリスの天空竜』!!!」
しかし、意識を『闇遊戯』へと
明け渡した瞬間、速攻の猛撃による
破壊撃が敵を打ち砕き、阻みし者を穿つ。
「『R・A』【リバース・アバター】は発動された!!」
海馬』と『リッチー』の敗北が
現実世界へと『ペガサス』を舞い戻す
糧となり、今カオス・オブ・ソールが
形を成してゆかんとするのだった、が―――
「どうした?
ペガサスの召喚が途中で止まったぞ…!?」
ウィラー』の言葉に愕然とする夜行は
ふと気付くと、海馬が無線機で『モクバ』と会話し
何者かは…知らんが…
このビル内でまだ闘いが行われている…
その闘いのモンスター・データに乗せて…
デュエル・リング・サーバー内にプログラム停止命令を流し込んだ!!
このプログラム停止命令という「ウィルス」は
どうやらキサマ自慢の邪神にも効果があったようだな…

計画の中枢たる、デュエル・リング・サーバーの
停止を告げていた事を知り、感情のまま男を場から叩き落す。

おのれェェ…
力尽きた海馬の身体を受け止めたのは
かつての敵であった、ウィラーであった。
「!?あぶねェ!」
やがて、ペガサスの姿は掻き消え
場には両膝をついた夜行の、何故か不敵な
笑みを浮かべた、シルエットだけが残されていた。
「遊戯!ちょっとどいてろ!!
城之内くんちょっと待つんだ…」
唐突に、遊戯一行の前に通気孔を進んでいた
城之内らが姿を現し、夜行だと思い込んだ彼は
思い切り月行の顔面をぶっ飛ばしてしまう。
「何で止めんだよ遊戯!?」
「大丈夫か?月行…」
事情を説明され謝り続ける城之内に対し
殴られても当然と、頭を下げる月行、やがて
ククク…ついにだ…ついにお出ましだ……
彼らが出揃った場へと、招かれざる客が
忍び寄り、ただ1人を煽って声を掛ける。

いいかげん
こっちを向きやがれ城之内!!
ケツの穴穿られてーのか!!

いち早く敵の存在を感知していた
彼は、わざと闇遊戯達を急かし
先へ向かわせ自らは、場へと残ると
「……ザコキャラが外野で
騒がしいったらありゃしねェな……」
邪神に選ばれし者となった『キース』と相対する事を
真っ向から受け止めるのだった…。

此処から各々の最終決戦が開始さる!!

(次回、宿命のデスデュエル!!!!)


もう少しだけお付き合い下さいませませ〜!!


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